こんにちは。
当ブログ管理人の「エムイズム」です。
どこにでもいる一般会社員が、“ちょっと贅沢なホテルステイ”を目的に年間50泊以上しています。その経験値をもとに、全国各地のホテル宿泊記をお届けします。写真や動画を用いて、詳しい解説とともに紹介していきます。
ホテルの評価基準については、ブログテーマの「より自然に、より豊かに」を主軸に、満足度やリピート度合いも加味して査定しています。
皆さんにとっても、素晴らしいホテルステイができることを心より応援しています。私の失敗談や、その対処法、周辺観光スポットなども紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後に
これまで紹介したホテルは、「【最新版】おすすめホテルランキング」にまとめています。こちらも併せてご参考にどうぞ!
最上階客室から大阪市内一望!クラブラウンジも堪能!大阪マリオット都ホテル
名称:大阪マリオット都ホテル
住所:545-0052
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目1-43
電話:06-6628-6111
ホテルまでのアクセス方法、各施設・レストランの概要やメニューなど、ホテル公式HPでかなり詳細に掲載されているため省いています。
反面、クラブラウンジや客室など、公式では詳しく触れられていない部分(実はそこが知りたい)を中心的に解説していきます!
大阪マリオット都ホテルとは(魅力・特徴)
2014年3月、当時では日本一の高さを誇った超高層ビル「あべのハルカス」に、日本で4番目となるマリオットブランドホテルに都ホテルズが加わった、とてもめずらしい組み合わせ(ダブルブランドホテル)で開業しています。
ラグジュアリーホテルでありながら、クラブラウンジではドレスコードは設けていなかったり、製氷機が客室フロアに設置されていたりと、合理的なところも。ほど良くカジュアルに、ほど良くリッチに、気楽に過ごせるホテルです。
さすがの高層ビルということもあり、晴れた日には、大阪・京都・神戸・淡路島などを一望できる、唯一無二の絶景が楽しめます。
ファイブスタービューホテルと打ち出していることからも、当ホテルの最大の魅力は眺望!
あべのハルカスの19階、20階、38~55階、57階がホテルフロア。客室からの眺望は、壁一面が全て窓になっていて、ダイナミックな景色を堪能し放題で、独り占めしている気分にも。
JR天王寺駅直結でもあり、アクセスはバッチリで、観光やビジネスなど、用途を選びません。
あべのハルカス内にある近鉄百貨店でショッピングした際は、購入品などの荷物を客室まで運んでもらえるサービスも。
大阪マリオット都ホテルへの行き方(アクセス)
駅前中心エリアのため、地上・地下ともに複雑。公式HPでかなり詳しく書いてあるので、迷ったら参考にすると良いかも。とりあえず地上へ出て、あべのハルカスを目指しましょう!
公共交通機関での行き方
あらゆる電車のハブ駅にもなっていることから、アクセスの方法は千差万別。
- JR 環状線「天王寺駅」 徒歩3分
- 大阪メトロ 御堂筋線・谷町線「天王寺駅」 徒歩1分
- 阪堺電車 上町線「天王寺駅前駅」 徒歩3分
- 近鉄 南大阪線「大阪阿部野橋駅」 徒歩1分
新幹線の場合は、新大阪駅から約21分。
阪急梅田駅から約15分。
飛行機利用で関西国際空港からの場合は、なんば駅から約6分。
遠いようで案外近いのが、阿倍野区、天王寺エリアです。
JR 環状線「天王寺駅」からは、南口方面に進み、あべのハルカスへ向かいます。
2階・地下1階のどちらかがアクセスしやすいと思います。
近鉄 南大阪線「大阪阿部野橋駅」からは、地下からあべのハルカス案内表示にしたがい地上に出て、西向きに進むと1階入口に到着します。
なお、近鉄百貨店の食料品売り場をまっすぐ抜けていってもたどり着けます。
車での行き方・駐車場
車での最寄りインターチェンジ降り口は、以下の通りです。
- 難波・梅田方面から
阪神高速 14号 松原線「天王寺出口」 5分 - 松原方面
阪神高速 14号 松原線「文の里出口」 8分
ホテル駐車場、提携駐車場(A・B)と、計3種類ある駐車場は、それぞれ料金や条件が微妙に異なります。もちろんホテル駐車場が直結で便利。早めにチェックインできるのであればそれに越したことはありません。
(左)エレベーターに向かう入口、(右)車寄せ
■ ホテル駐車場
入口を進み地下3階まで降りると車寄せのある駐車場に到着します。専門スタッフが常駐しているので安心です。もし満車の場合は、近隣の提携駐車場を案内されます。
■ A提携駐車場(あべのルシアス)
■ B提携駐車場(近鉄パーキングビル)
客室までの行き方
ちゃんとしたホテルの入口というのは、おそらくここ。
北側にJR 環状線「天王寺駅」、道路(あびこ筋)を挟んで南側にホテルのメイン入口があります。
といっても、こちらから出入りしている人はまばらでした。2階、地下1階、地下3階など、アクセスの方法はさまざま。
大通りに面しているので、タクシーやバスを利用する人は、ここから出入りするのが良いのかなと思います。
1階エントランスは無人で、ごくごくシンプル。マリオットホテル特有のフレグランスがお出迎えしてくれます。
エレベーターは2台しか無いので、思っているよりも待ちます。
ひとまず、19階行きのエレベーターに乗り、ロビーフロアへ向かいます。
客室フロア行きのエレベーターはロビー奥にあるため、乗り換えが必ず必要になります。少し面倒ですが、こればっかりは仕方ありませんね。
(左)日中、(右)夜
天井がかなり高い、とても広々としたロビーフロアがお出迎え。
すぐさまスタッフが駆け寄り、名前を聞き、適宜対応してくれます。
マリオットボンヴォイ会員以上であれば、アーリーチェックインの対応も。
クラブフロアに宿泊する場合は、ロビーを素通りして、スタッフに連れられるがままエレベーターに乗り、クラブラウンジでチェックイン手続きします。
(左)19階 ロビーフロア、(右)55階 客室フロア
客室フロアは、ほとんどが北向きと南向きの一方向のビューで、いわゆる運命の分かれ道です。
北向きは大阪市内・梅田・心斎橋・なんば・大阪城方面ビュー、南向きは堺市・関西国際空港方面ビュー、ということで、おそらく北向きの客室が当たりです。南向きも悪くはありませんが、夜景も楽しめるのは?となるとやはり北向きの客室に軍配が上がりますね。
(左)通路、(右)フロアマップ
ここからは、各施設を紹介いたします!
宿泊した客室レビューについては、ページ下部で詳しく解説しています。
38階 クラブラウンジ
(左)エレベーターホール、(右)クラブラウンジ 入口
あべのハルカス38階、地上250mに位置するクラブフロア宿泊者専用ラウンジは、チェックイン・チェックアウト、朝食やアフタヌーンティーなどの各種フードレセプションを体験できます。
クラブラウンジ入口は、ルームキーをかざすと扉が開きます。入口からは想像できない、大きな空間が広がり、とても開放的です。天井高9mほどあるのだとか。
(左)眺望、(右)全景
眺望に関しては、空中庭園をイメージしているのか、ガーデンビュー。高層階の利点である眺望はまったくありませんでした。景色の良さを期待すると拍子抜けしてしまいますよ。
夏場に利用される場合は、冷房が海外並みに効き、かなり寒いです。念の為、羽織るものを1枚持参することを強くおすすめしておきます。
ラウンジ内のフード・ドリンクともに持ち出し不可。正直なところ、客室の方が景色は良いので、そちらで楽しみたいところ。ミニバーやインルームダイニングもありますが、チェックイン前に近鉄百貨店デパ地下で食べたいものや飲みたいものを調達することをおすすめします。
(左)全景、(右)ソファー席
6:30〜23:30 ティータイム(常設フード&ドリンクバー)
クラブラウンジの営業時間中、一部のドリンク類とスナック類が常に提供されています。
フードバーには、ホワイトチョコレート、おかき、ミックスナッツなどが並びます。
ドリンクバーには、コーヒーマシンやソフトドリンク類のほか、ビールも並びます。
朝食が終了した後、スパークリングワインの提供も始まり、ほぼ一日中、何かしらのアルコールをいただくことができます。
14:30〜17:00 アフタヌーンティー
サンドウィッチやケーキなど、どれもクオリティが高く美味しかったです。人気のマカロンやケーキ類は、時間を追うごとに品数が減っていき、最後の方はまったく残っていませんでした。
いつまでも無限に補充されるわけではなく、一定数で在庫無し、別のものに変わったり、無いままであったりします。アフタヌーンティーを満足に楽しみたい場合は、開始早々に利用することを強くおすすめします。
混雑時には、利用制限60分の協力要請がありますが、あくまでも要請。ほとんどの方は気にされていない様子でした。3連休に利用しましたが、待ち列もなく、突っぱねられる方もなく、声かけするほどの混雑している感じはありませんでした。
フレッシュジュース(オレンジ・アップル)もありました。
サンドウィッチ(ハム・たまご)は、どちらもホテルメイド感があり、思いのほかしっかりと作られていました。たまに乾燥しきっているカピカピのパン生地にも出合いますが、安心して美味しく食べれました。ハムサンドは、ハムの味が濃厚でおすすめです。
タルトやマカロン、スコーン、ケーキなど、どれも一定以上のクオリティで、自然と2回目を取りに行きたくなるレベル。
特に人気の高いマカロンやケーキ類は早めの時間帯に利用しないと、すでに無くなっていて出合えない可能性も。
17:30〜19:30 カクテルタイム
アルコール類も種類豊富で、一番華やかな時間帯「カクテルタイム」。混雑時は、アフタヌーンティ同様に利用制限60分の協力要請が。
ビュッフェ台の料理は、無くなりかけたらどんどん補充されるので、何も無くて途方にくれるといったことはまったくありませんでした。悲しいかな、ホテルによっては、強制力の強い制限時間を設けながらも料理がまったく補充されないラウンジもあります。その点、当ホテルのクラブラウンジは努力が見え好感が持てました。
料理は、洋食と中華がメインで、ディナー代わりにも十分になるボリュームがあります。どれもお酒との相性がよく、どんどん飲み進めてしまいそうでした。
フードもドリンクも、端から一列に並んで順番に取っていくスタイルではなく、好きなものを好きなように取りにいけるスタイルであったので、ストレスを感じませんでした。
■ アルコールドリンクバー
グラスはロック、カクテルグラス、ワイングラス、シャンパングラスなど、豊富。
カクテルレシピも置いてあり、いろいろ作って楽しめます。スピリッツや炭酸水のバリエーションに加え、カットしたレモンとライムも地味に嬉しい。
ワインはボタンを押すだけで注ぎ入れることができてとても便利な抗酸化ワインセラーサーバー。これなら酸化も防げて、一定温度で保管もでき、良い状態で長く保管できそうです(自宅にも欲しくなりました)。
■ カナッペ・チーズ・小鉢
お酒によく合うおつまみ各種。
■ ホットミール
焼売は冷凍感があり、ちょっと残念。鶏肉のクミン風炒めは本格中華といった感じ。このクオリティのバラつきはどうしてなのか不思議です。
パスタもオイル煮もシンプル。
湯煎よりもIHの方がしっかり保温してくれていて、常に温かい状態で食べれるのはありがたい心配りでした。
■ サラダバー
めずらしい野菜がラインナップ。バーニャカウダーソースもあるので、おつまみにもなります。
■ スープ・パン
■ デザート・フルーツ
ケーキは、アフタヌーンティーの時よりも、若干あっさりめのものが並んでいます。
お酒を楽しみたい人には大満足の内容かなと思います。
全体的に脂っこいものが少なく、ヘルシー思考かも?
ディナー代わりだと、どことなく品数が乏しく不完全燃焼さを感じる人もいるかもしれません。
19:30〜21:30 バータイム
小学生以下は利用できない、大人なムード漂う「バータイム」。
純粋にお酒と会話を楽しむ時間。カクテルタイムのドリンク類がそのまま継続して提供されています。
基本的には、どの宿泊者も19階レストランで朝食ですが、運良くクラブラウンジで朝食をいただきました。クラブラウンジではどんな感じで提供されているのか、その模様を紹介します!
6:30〜10:30 朝食
クラブラウンジでは、一時満席状態になりましたが、ブッフェコーナーも混雑なくスムーズでした。ライブキッチンの料理は、提供までにかなり時間がかかるので、真っ先に注文しておくことをおすすめします。
全体的に、種類は少なめに感じました。カクテルタイムの方が質にもこだわりが見え良かった印象。朝食は、全宿泊者共通なので、クオリティが下がるのかもしれません。
■ ブレッド・食パン・ドーナツ
クロワッサン、チョコデニッシュ、ドーナツ、マフィンなど、種類が充実していました。カクテルタイム同様で、和食よりも洋食色が強めです。
■ 和食
白ごはん、おかゆ、味噌汁、冷奴、煮物、漬物。もう少し頑張ってもいいのでは?と思う和食のラインナップでした。
■ コールドミール
ハム、スモークサーモン、チーズ各種。
■ ホットミール
焼き魚、たこ焼き、パンケーキ。
焼き魚、たこ焼きは冷凍食品感があり残念。パンケーキは、マリオットのロゴが焼印されて少しテンション上がりました。
■ フルーツ・ヨーグルト
キウイ・ドラゴンフルーツ・オレンジ・ルビーグレープフルーツ・パイナップル。
低脂肪・プレーン・フルーツヨーグルト、ソース。
■ ライブキッチン
卵料理各種、ソーセージ。
ライブキッチンでは、オムレツやフレンチトースト、裏メニューで目玉焼きも。
机上のチェックシートに希望を書き、注文票を手渡し。提供までに20分以上待ちこともあるので注意。
■ シリアル・ドライフルーツ
クノール製シリアル各種、ドライフルーツ各種、蜂蜜。
■ ドリンクバー
オレンジ・グレープフルーツ(ルビー・ピンク)、アップル、トマト、牛乳、豆乳ほか。
コールドプレスやフレッシュのジュースがうれしい。
■ サラダバー
かぼちゃ、水菜、トマト、大根、ビーツ、クルトン、ピクルス、オリーブ、ドレッシング各種。
品数は少なめ。
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各施設
19階 ライブキッチン レストラン「COOKA」
19階 ロビーフロアにある、ライブキッチン レストラン「COOKA」で、朝食ブッフェが提供されます。基本的には、どの宿泊者もここを利用することになります(曜日によってはクラブラウンジでも提供されている)。
ホテル内のレストランの中で、一番カジュアルなレストランに位置付けられます。もちろんドレスコードもありません(室内着以外で)。ちなみに眺望は、クラブラウンジとは異なり、南側の大阪の景色を楽しめます。
朝食は、ブッフェのほか、アメリカンブレックファースト(4,500円)、コンチネンタルブレックファースト(3,000円)、和朝食(4,500円)、キッズメニュー(2,800円)も展開されています。
また、もっとゆっくりホテルステイしたいという人は、インルームダイニングでも朝食が可能です。滞在スタイルに合わせて、柔軟に選ぶと、もっともっとホテルステイが楽しめますよ。
ランチとディナーでは、シェフが目の前で調理する様子が見れるライブキッチンや、スタッフが点心などの料理をワゴンで提供するサービスも。
19階 リテールショップ「M-Boutique」
フロントカウンター手前には、ホテルオリジナルスイーツやグッズを買えるショップがあります。
ホテルロゴ入りのグッズは、自他問わずお土産におすすめ。
ホテルメイドのケーキは、丁寧に作られていて繊細。王道の美味しさでありながら、若干甘さは控えめ。
ケーキは夕方にはほぼ完売していることが多いので、お目当てのものがある人は早めに購入を。
ショートケーキは、ひとつ当たり700円前後で良心的な価格設定でした。
タルト 700円、チョコレートケーキ 700円、シュークリーム 350円
マリオットホテルオリジナルアイテム(ロゴ入り)は、手ぬぐい・ライター・グラスなど。
オリジナルフレグランスも売られていて、ホテルに漂うすっきりとしたすずらんのような香りを自宅でも楽しめます。
19階 喫茶「LOUNGE PLUS」
開けた空間で大阪のパノラミックな景色を望む、カジュアルに、そして誰でも利用できるおしゃれな喫茶スペース。
宿泊でなくとも、「ちょっとリフレッシュしたいな」「景色の良い場所で食事がしたい」「大事な商談が」といった、あらゆるニーズにしっかり応えてくれます。
19階 ティー&バー「BAR PLUS」
ハンバーガーやがっつり肉料理なども味わえる、雰囲気の良いバーラウンジ。
ラウンジプラスとは打って変わって、こちらは親しい友人や恋人と会話をじっくり楽しみたい人向け。
38階 フィットネスジム
クラブラウンジのあるフロアに立地しますが、宿泊者が誰でも(16歳以上)利用できるようです。
ランニングマシーンからは、空中散歩でもしているのか?と錯覚するような景色が広がります。
マシンもそれなりに充実しているので、リフレッシュや日々の筋トレルーティンにも最適。
タオルやミネラルウォーターも常設されていました。
24時間利用できるのも地味にうれしいところです。
38階 ビジネスセンター
出先の急の対応にもありがたい施設。会議スペースもあり、チームでの出張の際にも活用できそう。
製氷機
客室階にあります。ラグジュアリーホテルではめずらしく、製氷機がありました。
薬室内のアイスペールを持参しましょう。
電子レンジ
ありません。
コインランドリー
ありません。
貸出備品
- 扇風機
- 温風器
- 加湿器
- ヘアアイロン
- くるくるドライヤー
- ズボンプレッサー
- DVDプレーヤー
- 電気スタンド
- マルチアダプター
- 延長コード
- 携帯充電器
- 血圧計
- 体温計
- アイスノン
- 双眼鏡
- ベッドガード
- 毛布
- 枕(低反発、そば殻、ノンアレルギー)
- ヨガマット
- 爪切り
- ソーイングキット
- 朝刊(無料)※事前にリクエスト要。早朝ドアノブに掛けてくれます。
アーリーチェックイン・レイトチェックアウト
基本情報
チェックイン 15:00
チェックアウト 12:00
■ アーリーチェックイン
12:00〜15:00 14,800円を加算
10:00〜12:00 29,600円を加算
※ホテルへ事前の相談要
※プランやステータスにより変動する可能性大
■ レイトチェックアウト
※プランやステータスにより変動するため、ホテルへ都度確認要
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実際に宿泊した感想・評価
宿泊した客室の詳しい紹介をします。その上で、実際に宿泊して感じたこと、注意した方が良いこと、おすすめできることなど、客観的目線も入れつつリアルな感想を話していきます。
評価は、それぞれの項目を星1〜5(小数点四捨五入)で点数を付けています。
総 合 評 価 ★★★★★ 5
客室の設え ★★★★★ 5
接客・対応 ★★★★☆ 4
朝食・食事 ★★★★☆ 4
施設・設備 ★★★★★ 5
清掃・清潔 ★★★★★ 5
アクセス度 ★★★★★ 5
コスパ満足 ★★★★☆ 4
客室タイプ:【クラブフロア】スーペリアルーム ダブル
客室の特徴
【客室最上階・55階クラブフロア】スーペリアルーム ダブル 38平米
- バストイレ:バストイレ別(バスタブ有り)
- マットレス:シーリー社「GRANDEUR(グランデュア)」
- 特 記 事 項:ソファー、53〜55階フロア確約、クラブラウンジアクセス権付き
クラブフロアはすべて53〜55階に位置するため、ラウンジアクセス付きプランの客室なら高層階確約。
床から天井まである大きな窓からは、地上250mの眺望をひとりじめしたような気にさせてくれます。ここまでの高層階だと、さすがに街の音は一切しません。静かな空間で、しっとりとしたワーケーションやホカンスを約束してくれます。
加えて、シーリー社製マットレスはほどよい弾力と体をやさしく包み込むようで、安眠間違い無し(個人的にはシモンズベッドより好み)。
遮光性もほどよい厚めのカーテンが、光と熱を遮断してくれます。
高層階かつ大きな窓ガラスにより、室内に熱が伝わりやすく、こもりやすくなります。日中は客室の気温が上がりやすくなるのでエアコンの温度調節はまめにしてくださいね。
リラクシング用のソファー&デスク、作業用のデスク&チェアと、ふたつのデスクスペースは思い思いのホテルステイを実現してくれます。それぞれ、十分な大きさのテーブルで過不足ありません。
デスクワーク、コーヒーブレイクなど、景色を眺めながら穏やかな気持ちで過ごせました。
クローゼットや冷蔵庫など、設備エリアが一箇所にまとまっているホテルはめずらしいように思います。これが結構便利でした。
冷蔵庫は有料のミニバーが幅を利かせているので、自身で買ってきたものを入れておこうとする場合は想像よりも空きスペースは少ないと思います。購入品の容量・大きさには注意!
クローゼット。ミニバー、冷蔵庫ほか
室内着は、上下セパレートタイプで肌触りも良かったです。
ワンピースタイプは、正直なところ冷え性には辛く、寝ている時などはだけてしまうので、セパレートタイプを採用しているホテルは地味にありがたいのです。
コンセントは通常の口のみで、USBポートは無し。数も少なめなので、電子機器をたくさん使う予定の人は対策を。忘れてしまった場合は、貸出備品(延長コードやマルチアダプターなど)で補ってくださいね。
(左)ベッド脇、(右)設備エリア
客室からの眺望は、絶景。
客室は、大多数が北向き窓・南向き窓のどちらか。
北向き窓の客室からは梅田、心斎橋、なんば、大阪城、通天閣など、大阪の景色をまさに一望できます。天気の良い日には、伊丹空港に着陸していく飛行機まで見えます。
南向き窓からは、遠くの方にPLの塔や関西国際空港が見えたように思います。
当たりは、北向き窓の客室。大阪のランドマークや、華やかな夜景を楽しめるので、眺望にこだわりたいという人は駄目元でもスタッフの人にリクエストしてみると良いかも。
窓ガラスは内外問わず綺麗に手入れされていて、汚れは無く、ピカピカでした。
日が沈み、いよいよ夕方から夜へと移り変わる時間が、とても綺麗でした。
街の明かりが華やぎ、大阪の夜を一層と活気づけます。
夜も深まり、寝てしまうのがもったいない。ついつい夜更かししてしまう、そんな素晴らしい夜景でした。
バスルーム・トイレ・洗面スペース
清潔感・高級感のある洗面スペースとバスルーム。
アメニティは昨今ではめずらしくしっかりと備わっていました。
美容液セット(男性用・女性用)、マウスウォッシュ、ボディーローション、バスソルト、石鹸、シェービングジェル、髪留め、爪やすりなど
(左)ボディークリーム、石鹸、バスソルト、(右)へアリップ、コットン、爪磨きほか
ターンダウンサービスを利用して、もったいないと思わずアメニティを存分に活用しましょう!
ターンダウンサービスとは
夕方、ベッドは最初の状態に、アメニティはすべて補充してくれます。
例えば、チェックイン後に、ベッドでくつろぎ、入浴・アメニティをすべて使ったとしても、ターンダウンですべて元通りになっています。
必ずしてほしいとリクエストすること。ただし、時間は指定できません。
洗面スペースのドアを開け放てば、ビューバスにも。高層階なので、人目はそこまで気になりません。
バスソルトを入れたお風呂でのんびりくつろぎ時間。
座椅子が木製というのもめずらしく、肌触りも良く、とても快適なお風呂時間を過ごせました。
備え付けのバスアメニティが、オーガニックのような自然派のとても良い香りでした。パサつくこともなく洗い上がりしっとり。
トイレは完全独立型。
なぜかトイレだけが客室入口側の離れた場所にあります。お風呂場とは完全に分離された間取りはめずらしいかも。
【動画】ルームツアー
\\ 予約サイトで価格比較する //
各施設・設備について紹介しましたが、皆さんいかがでしたでしょうか?
まとめとして、ホテルの施設や客室の良かったところ、おそらく好みがわかれるところについて紹介・解説していきます。
◎ おすすめできるポイント
- 唯一無二の眺望
→景色を楽しむなら、迷わずここ。どうせ泊まるなら北向き高層階がgood! - アクセス良好で大阪観光の拠点にも
→「天王寺駅」は主要駅のため、通天閣、大阪城、なんば、心斎橋、梅田、大阪駅などへも簡単アクセス。大型商業施設もあり、買い物や食事など、まったく困らない。 - 清掃はバッチリ
→隅々までしっかり掃除が行き届いている。 - ホテルスタッフの対応が丁寧で感激
→サービスにばらつきはあるが、とあるスタッフは物腰がやわらかく丁寧な対応で、終始こちらが恐縮してしまうほど。とても好感が持てた。 - クラブラウンジはお酒が終日飲み放題
→カクテルタイムやバータイム以外の営業時間でも、ビールやスパークリングワインが提供されていた。アルコールを求めて利用する人にはこの上ない幸せ。
△ 好みがわかれるポイント
- 朝食のバリエーションと質はいまひとつ
→他のマリオット系ホテルに比べ、少し見劣りしてしまう。例えば、コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーションや琵琶湖マリオットホテルなど。 - クラブラウンジの冷房が海外並みに効きすぎている
→1枚羽織っても寒いレベル。 - クラブラウンジでは眺望は味わえない
→あべのハルカス、高層階にある利点は全く感じない。 - クラブラウンジのコンシェルジュは当たり外れ有り
→ホスピタリティに個人差がある。 - お祝いの利用なのに対応ゼロ
→事前のメールのやり取りでは、「ホテルから記念品とメッセージカードを客室に用意する」とあったが、なにも無く、声かけも無かった。情報共有がされていないのか、残念、無念。 - 客室のエアコンが臭う
→生乾き臭のような昭和レトロな旧式エアコンのフレーバーがする。
まとめ
正直なところ、クラブラウンジの利用には少し「?」と思うような場面もありましたが、大阪随一の景色・夜景がすべて帳消しにしてくれたように思います。
クラブラウンジは眺望が無いというのが惜しいところですが、お酒好きには一日中楽しめる空間。
客室に関して言えば、大阪随一の高層ビル、高層階からの眺望ということで、控えめに言っても眺めは最高です。
記念日や大切な人と宿泊するのはもちろんのこと、ワーケーションやホカンスとしてもバッチリ。日々の疲れを癒すホテルステイとしても最適。謙遜から離れ、1人の時間を充実させるのにも一役買ってくれます。
記念日の利用については、ホテルのスタッフと十分に打ち合わせしておいた方が良いと思います。軽めに伝えても、当日対応を忘れられている、ということにならないように(体験談)。
当ホテルでの滞在は、総じて社会から一歩引いたような、遠ざかったような、まったく別の世界に生きているような、暮らしているような、そんな気にさせてくれました。
現実世界と少し距離を置くことができるので、日々の疲れを癒したい人にはかなりおすすめです。
普段使いには少しお値段が張りますが、家族やカップルの利用にとどまらず、1人の時間を有意義にしたいビジネスパーソンや、気持ちを切り替えたいといった人に有効かなと思います。
大阪一の摩天楼から見る景色をぜひ体験してみてくださいね。
\\ 予約サイトで価格比較する //
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
筆者がこれまでに宿泊したホテルについてまとめた記事「おすすめホテル ランキング」を随時更新中です。よろしければこちらも合わせてご覧ください!
【おまけ】一休ダイヤモンド会員特典
引用:一休公式HPより
館内利用券が3,000円分も。リテールショップ「M-Boutique」でも利用でき、お土産代に充当できてしまいます。
おまけに、レイトチェックアウトも特典として付いてくるのでかなりありがたい。
一休ダイヤモンド会員で良かったと思える瞬間です。
【おまけ】マリオットボンヴォイ ゴールドエリート会員特典
ゴールドエリート会員でもしっかりアーリーチェックインとレイトチェックアウトが適用されていました。一休ダイヤモンド会員特典と併用が可能なので、マリオット公式よりも一休で予約する方がお得?でおすすめです。
忘れられていたのか、ウェルカムギフト特典はありませんでした。他の方はもらっていたので、たまたま忘れられていただけかもしれません。おそらく、一休ダイヤモンド会員特典の3,000円館内クレジットが優先されたのかなと思っています(小心者のため追及はしませんでしたが)。
連休中のため、アップグレードはありませんでした、残念。ただ、客室は最上階の北向きだったので、内緒でアップグレードしてくれた?という気持ちになりました。
マリオットボンボイアメックスカードを持っていれば、無条件でゴールドエリート会員になれます。マリオット系ホテルに年に何回か宿泊するという方は持っていて損はないかなと思います。
【注】記事内の評価は、ブログテーマ「より豊かに、より自然に」を主軸に、ホテルに宿泊することで得られる満足度や幸福度を加味して算出しております。また、筆者が該当ホテルについて、純粋に読者におすすめできるかどうかを、これまでの経験をふまえて近隣ホテルやグループホテルと比較し、正直な感想を個人的見解で述べています。万が一、該当ホテルが低評価となった場合でも、該当ホテルそのものの価値を表すものではありません。本記事は、ホテルの価値を著しく下げる目的や誹謗中傷を目的としたものでもありません。
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