こんにちは。
当ブログ管理人の「エムイズム」です。

どこにでもいる一般会社員が、“ちょっと贅沢なホテルステイ”を目的に年間50泊以上しています。その経験値をもとに、全国各地のホテル宿泊記をお届けします。写真や動画を用いて、詳しい解説とともに紹介していきます。

ホテルの評価基準については、ブログテーマの「より自然に、より豊かに」を主軸に、満足度やリピート度合いも加味して査定しています。

皆さんにとっても、素晴らしいホテルステイができることを心より応援しています。私の失敗談や、その対処法、周辺観光スポットなども紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

最後に
これまで紹介したホテルは、「【最新版】おすすめホテルランキング」にまとめています。こちらも併せてご参考にどうぞ！

星５ラグジュアリーホテルに感服！大阪梅田中心エリアの景色を余すことなく堪能

名称：インターコンチネンタルホテル大阪
住所：530-0011
　　　大阪府大阪市北区大深町3-60
　　　（グランフロント大阪北館タワーC）
　　　　※ホテルフロント：20階
電話：06-6374-5700

インターコンチネンタルホテル大阪とは（魅力・特徴）

• 年齢制限有りのクラブラウンジでゆったり大人時間
• ザ大阪（大阪城、観覧車、淀川）の景色を堪能
• 準備不要でフィットネス（プール、ジム、浴場）利用可

おすすめの過ごし方（モデルコース）はこちら

2013年6月、グランフロント大阪の商業複合施設と並んで開業。JR大阪駅からすぐそば、好立地にも関わらず街には落ち着いた雰囲気が漂います。

インターコンチネンタルホテルは、ANAと提携したホテル展開を数多く手がけていますが、単独ブランドとしては、東京、横浜、大阪、別府、沖縄のみ。
純度の高いインターコンチネンタルホテルの精神性やサービスを受けてみたい人は必見です。なお、ANA株主優待券や利用券、ANAカード会員割引などの特典が受けられないので注意してください。

ほとんどの客室が50平米以上ある、さすが星5ランクのラグジュアリーホテル。ラウンジ利用可能な「クラブインターコンチネンタル」フロア（26〜28階）や、長期滞在にも便利なレジデンスタイプの客室（ホテル最上層階の4フロア 29〜32階）を備えます。

客室のインテリアデザインは、世界的にも有名な「ビルキー・リナス・デザイン」。都会の上質な暮らしに加え、ビジネスライクかつ落ち着きある日本らしさを兼ね備えています。また、館内の至る所に、現代アート作品が飾られており、目を楽しませてくれます。

インターコンチネンタルホテル大阪への行き方（アクセス）

公共交通機関での行き方

以下、徒歩 5分圏内
・JR「大阪駅」
・大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」
・阪急電鉄「大阪梅田駅」
・阪神電鉄「大阪梅田駅」

・JR在来線＋新幹線「新大阪駅」　タクシーで約10分

車での行き方・駐車場

・阪神高速11号池田線（梅田出口）　約3分
・阪神高速3号神戸線（海老江出口）　約15分

客室までの行き方

JR大阪駅から北向き、ヨドバシカメラ梅田店やグランフロント大阪方面に進むこと5分。

ホテルの正面入口が突然現れます。
広い車寄せと駐車場へのスロープ、竹林を連想させるファサードが美しい。

グランフロント大阪側の入口は、閉館時間（24：30～翌朝6：00）は使用できません。
深夜に出入りする場合は、正面玄関を利用しましょう。

20階のロビーはガラス張りでとても開放感があります。
一般カウンター、IHG会員専用カウンター、コンシェルジュデスクなどが併設されています。
クラブフロアに宿泊する場合は、28階のクラブラウンジでもチェックインが可能です。

ロビーには、ウェルカムドリンクも。
日中のみ提供されています。

28階　クラブインターコンチネンタル専用ラウンジ

「クラブインターコンチネンタル」フロア（26〜28階）に宿泊した人限定で利用できるラウンジ。
温かいおもてなしと丁寧なサービス、常に利用者で溢れることはなく、落ち着きのある時間を過ごせます。イブニングカクテルからは13歳以上に限定されるため、よりラグジュアリーな体験を得られます。

朝食、アフタヌーンティー、イブニングカクテルと、3つのフードレセプションを設け、それぞれにラウンジならではのサービスを提供しています。
ドリンクは着席したままオーダーも可。おかわりを聞いてくれます。
アルコールドリンクは、イブニングカクテルではシャンパンやカクテルも提供されますが、それ以外の時間はスパークリングワインとビールのみ提供されています。

眺望は淀川方面（中津・新大阪、北側）ビュー。日中は、伊丹空港に離発着する飛行機が見えます。
トイレには、シャワールームも完備。

06:30～10:30　朝食

朝食もラウンジで提供されています。
一般フロアの人も利用する20階 レストラン「NOKA（ノカ）ロースト＆グリル」の方が、ブッフェがたくさん並びますが、ラウンジではアラカルトメニュー（追加料金無し）が豊富。

ブッフェの雰囲気を楽しみたい人は、20階レストラン。落ち着いた上質な朝食を楽しみたい人は、28階ラウンジを選択すると良いでしょう。

アラカルトメニューからは、1人1つオーダーできます。
卵料理、サイド、ドリンクメニューには、オーダー回数に制限はありません。

アラカルトメニューが秀逸。
和食膳は、どれも丁寧に仕上げられ、レトルト感はありません。
ビーフサーロインステーキは、ホテルらしい赤身肉。

卵料理、サイドメニューも、しっかりクオリティが高く、手抜きした部分は見当たりません。

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14:30〜16:30　アフタヌーンティー

アフタヌーンティーならではの、ケーキやカナぺなどが盛り付けられたスタンドが提供されます。
これだけでかなりのボリュームがあり、お腹いっぱいに。

ブッフェコーナーは、ドライフルーツ、フレッシュフルーツ、クッキーなどが提供されています。

17:30〜19:30　イブニングカクテル

イブニングカクテルでは、ブッフェのほか、温製3種プレートが提供されてます。（上写真奥）
どの料理も完成度が高く、見た目にも美しい。
ブッフェは、かちゃがちゃした印象はまったくありません。

イブニングカクテルタイムのみ、スパークリングワインではなくシャンパンが提供されています。
カクテルバーテンダーがシェイカーを振る音も心地よい空間です。

4階　フィットネス

宿泊者とフィットネス会員が利用できるフロアです。
水着やトレーニングウェアを持参しなくても良いので、気軽に立ち寄れます。

ジム

各種トレーニングマシン、ストレッチエリアが過不足なく整っています。

プール

全長20mのほど良く温水の屋内プール施設。ジェットバスもあり、冷えた体を癒します。

日本式浴場

木の温もりを感じる浴場には、ドライサウナとミストサウナも併設されています。

各施設

製氷機

ありません。スタッフの方が客室にアイスペールを持ってきてくれます。

電子レンジ

ありません。

コインランドリー

ありません。

貸出備品

寝具
・全そば枕
・半そば枕
・低反発枕
・パイプ枕（ハード・ソフト）
・い草枕
・パジャマ（M・L・LL）

電気機器
・加湿器
・空気清浄機機能付き加湿器
・除湿器
・変圧器（100V・230V）
・炊飯器
・ズボンプレッサー
・衣類用スチーマー
・携帯電話充電器
・海外電源変換アダプター
・延長コード
・PC ケーブル
・ヘアアイロン
・くるくるドライヤー

その他
・着物用ハンガー
・シューキーパー
・花瓶
・ホワイトボード
・ラゲッジラック
・シャワーチェア
・浴槽すべり止めマット
・車椅子（館内利用）
・レンタサイクル（館外利用）

お子様用アメニティ　※客室に事前設置
・お子様用歯ブラシ
・お子様用スリッパ

お子様＆ベビー用貸出品
・ベビーベッド（2歳未満）
・ベビーバス
・おむつ用ごみ箱
・哺乳瓶消毒器
・ベビーカー
・ベッドガード
・お子様用パジャマ（S・M）
・お子様用補助便座
・踏み台

アーリーチェックイン・レイトチェックアウト

基本情報
　チェックイン　　15:00
　チェックアウト　11:00

■ アーリーチェックイン 
09:00迄　予約客室 前日料金 1泊分加算
09:00～12:00　予約客室 当日料金 50％加算
12:00～15:00　予約客室 当日料金 30％加算

■ レイトチェックアウト 
15:00迄　正規客室料金 30％加算
18:00迄　正規客室料金 50％加算
18:00以降　正規客室料金 1泊分加算

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客室：1ベッドルーム スイート クラブラウンジアクセス シティービュー

客室の特徴

1ベッドルーム スイート クラブラウンジアクセス シティービュー　59平米

• バストイレ：バストイレ別（浴槽有り）
• マットレス：シモンズ社製
• 特 記 事 項：リビングルーム、ベッドルーム、ソファー、書斎、ウォークインクローゼット、コーナールーム

木の温もりを感じる、まるで自宅に帰ってきたような優しさを備えた客室。
スイートルームの中でも、角部屋の大阪梅田方面ビューが楽しめる客室がおすすめです。
日中、夜ともに表情を変える大阪の街並みを楽しむことができます。

ベッドルームはカーペット張りですが、リビングルームはフローリングになっています。
壁掛けテレビも2部屋ともに設置され、広めの窓からは眺望も抜群。
書斎スペースもあり、ビジネスシーンにも不便さを感じさせません。

冷蔵庫は、有料のミニバーが埋め尽くしています。
ペットボトル水がギリギリ入る程度のスペースしかないので、冷蔵品を保管したい際は要注意。

カトラリー類も十分に完備されています。
フルーツを食べたい場合には、セラミックナイフを借りることもできます。

使い勝手の良いウォークインクローゼットも。
衣装部屋、荷物部屋としては十分なスペースが確保されています。

浴衣が苦手な人は、スタッフにリクエストすると室内着（セパレートタイプ）を用意してくれます。

バスルーム・トイレ・洗面スペース

大理石の美しい水回り。
使い勝手の良い清潔なバスルーム。眺望は隣接ビルビューで微妙ですが、窓があることで開放感も。
洗面スペース、トイレともに最小限で無駄がありません。

アメニティには、BYREDO（ハンドウォッシュ、ボディーローション、ボディーソープ・シャンプー・コンディショナー）が採用されています。甘いバニラのような芳香が心も体も癒します。

【Vlog動画】宿泊記（ルームツアー）

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評価・感想

◎ おすすめできるポイント

• クラブラウンジでの朝食はアラカルトメニューが秀逸
  → ブッフェの種類は一般朝食会場よりも少なめですが、それを補うようにアラカルト（無料追加オーダーメニュー）の種類が豊富。アルコール（スパークリングワイン、ビール）も提供されています。
• クラブラウンジの17時以降は年齢制限ありで落ち着いた空間に
  → 13歳以上しか利用できないため、グンと大人な空間に。じっくりとお酒と会話を楽しめます。
• フィットネスはウェア類が無料貸出
  → ジム、プール、浴場、どれも宿泊者は無料で利用可。ウェアやシューズもすべて無料貸出され手厚い。わざわざ持っていく必要がないので、行きたいと思った時にストレスフリーで利用できるのでありがたい。
• 眺望はリクエストが必須
  → 客室タイプによっては隣接ビルビューになることも多々あるよう。大切な日の利用なら、眺望の希望をリクエストしておいた方が無難。もしくはシティービュー確約の客室を選択し、淀川方面か大阪駅（観覧車方面）かをリクエストしておこう。
• 客室によって寝室までの距離があり、終始静かに過ごせる
  → 例えばコーナールームなら、ベッドルームと共用部（通路）や隣接する客室が接していないため騒音もなく静か。公式HPに各客室の間取りが掲載されているので、安眠を希望する人はチェックしてみて。
• 大阪駅からのアクセスが良好
  → JR大阪駅、阪急大阪梅田駅から徒歩5分圏内。中心エリアの超一等地にあり、観光の拠点にも優秀です。大阪駅からはビル、屋根のある通路を歩いて辿り着けるのもgood。ビル内の地下1階にはコンビニや飲食店もあり便利。

△ 好みがわかれるポイント

• スタッフの接客レベルや情報共有にムラがある
  → 20階 総合チェックインカンター（一般）での接客対応にはラグジュアリーさは感じづらい。ロビーの美しさに助けられていて、それ抜きにすると少し頑張っているビジネスホテル並み。クラブラウンジは、そこそこ頑張っているが、笑顔や言葉遣いに不自然さを感じる場面も。
• 中国、韓国などのアジア系の旅行者が多い
  → 国際的なホテルブランドがゆえ、ロビーをバスローブで堂々と歩いたり、せせこましい印象を受ける光景を目の当たりにすることも。スタッフは注意することもなく、ただ見守るスタイルであった。
• インルーム朝食を希望するなら、朝食付きプランは損
  → よくある朝食料金とインルーム朝食との差額料金の支払いで対応ではなく、丸々の料金が必要に。インルームを検討している場合には、素泊まりでの予約が無難。
• エアコンは「冷房」「暖房」の切り替え無し
  → 温度で勝手に冷暖房が切り替わるタイプの空調設備。温度調節は慎重に。
• ルームサービスの対応がとにかく遅い
  → 氷を持ってきてもらうだけで、30分以上かかることも。気がついた時に、早め早めにリクエストすることをおすすめします。

まとめ

高級ホテルならではの、親しみのあるフランクな接客と丁寧な言葉遣いが徹底されていて好感が持てます。ANAと提携するインターコンチネンタルホテル各所とはまったく異なる精神性を感じました。

クラブフロアでは特別なリクエストの申し送りがされているようでしたが、チェックインカウンター（一般）では情報が共有されていなかったように思います。また、正面玄関のある1階から20階ロビーまでのアテンドは無く、エレベーターホールのみの対応。ところどころで「人手不足かな？」と感じる場面も。

クラブラウンジは、ガチャガチャした印象は無く、常に落ち着きが保たれていて穏やかな時間を過ごせます。イブニングカクテルでは年齢制限を設けたことで、よりラグジュアリーな空間に仕上がっています。

宿泊者は無料で利用できるフィットネスも秀逸。ウェアやシューズなど、必要なものは無料貸出してくれるので、荷物も減らせます。

外出するのがもったいなくなるほど、ホテルステイを目的に宿泊しても最高の充実感を得られるはずです。日々の疲れやご褒美旅行、記念日のサプライズなど、利用者の求めるものを十分に提供してくれる、宿泊料金以上の価値を見出せる滞在を約束してくれることでしょう。

おすすめの過ごし方（モデルコース）

1日目

1. 14:00　ホテル アーリーチェックイン
2. 14:30　アフタヌーンティー
3. 15:30　フィットネス（プール）
4. 17:00　客室でティーブレイク
5. 17:30　イブニングカクテル
6. 19:00　フィットネス（浴場＋サウナ）
7. 21:00　客室で夜景を楽しみつつセルフカクテルタイム

2日目

1. 08:00　フィットネス（ジム）
2. 09:00　ラウンジで朝食
3. 10:30　客室でティーブレイク
4. 12:00　レイト チェックアウト

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【注】記事内の評価は、ブログテーマ「より豊かに、より自然に」を主軸に、ホテルに宿泊することで得られる満足度や幸福度を加味して算出しております。また、筆者が該当ホテルについて、純粋に読者におすすめできるかどうかを、これまでの経験をふまえて近隣ホテルやグループホテルと比較し、正直な感想を個人的見解で述べています。万が一、該当ホテルが低評価となった場合でも、該当ホテルそのものの価値を表すものではありません。本記事は、ホテルの価値を著しく下げる目的や誹謗中傷を目的としたものでもありません。

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