こんにちは。
当ブログ管理人の「エムイズム」です。
どこにでもいる一般会社員が、“ちょっと贅沢なホテルステイ”を目的に年間50泊以上しています。その経験値をもとに、全国各地のホテル宿泊記をお届けします。写真や動画を用いて、詳しい解説とともに紹介していきます。
ホテルの評価基準については、ブログテーマの「より自然に、より豊かに」を主軸に、満足度やリピート度合いも加味して査定しています。
皆さんにとっても、素晴らしいホテルステイができることを心より応援しています。私の失敗談や、その対処法、周辺観光スポットなども紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後に
これまで紹介したホテルは、「【最新版】おすすめホテルランキング」にまとめています。こちらも併せてご参考にどうぞ!
駅近・大阪ビジネスエリア!普段使いに最適価格帯ホテル!ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜
名称:ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜
住所:541-0041
大阪府大阪市中央区北浜1丁目9−8
電話:06-6220-1111
ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜とは(魅力・特徴)
2019年6月、ロイヤルパークホテル「CANVAS(キャンバス)」シリーズとして大阪北浜・ビジネスエリアに誕生しました。
シリーズ名「CANVAS」は、人が集うことで何かが生まれる場所を意味しているのだとか。
ホテル名に「ホテル」の文字がないのにも理由があり、格調や形式といった伝統的なものに縛られることないおもてなしを目指しているらしい。
大阪取引所、中之島公園、大阪市中央公会堂など、歴史的建造物もすぐ近くで、商業利用のほか大阪観光の拠点としても十分に活躍してくれます。
大阪メトロ堺筋線・京阪電車「北浜駅」の真上、改札を出るとすぐホテル入口に到着するアクセスの利便性はピカイチです。
ホテルの施設としては、宿泊者が誰でも無料で利用できるラウンジ「CANVAS LOUNGE」 や、ちょっとした息抜きに最適なフィットネスジムも併設されているのも魅力のひとつです。
このエリアは意外にも食事処が少なく、ファミリーマートが1階にあるのは地味に便利でうれしい点です。
シンプルかつカジュアルに滞在する、無駄のないホテル。滞在も一つのアクティビティやビジネスになりえるようなホテルです。
ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜への行き方(アクセス)
断然「北浜駅」の利用がおすすめ!
大阪駅・梅田駅からのアクセスは少し距離があるので要注意!
公共交通機関での行き方
■ 大阪メトロ堺筋線・京阪電車「北浜駅」3号出口
便利でおすすめなのは「北浜駅」。
3号出口を目指して地上に上がればすぐホテル入口に到着します。
ただし、大阪駅や梅田駅を利用する場合は「淀屋橋駅」から徒歩で少し歩くことに。
(左)地下2階 ホーム階、(右)地下1階 連絡通路階
(左)地上への階段、(右)地上
車での行き方・駐車場
専用駐車場はありません。
周辺にコインパーキングはありますが、数が少ないようです。出来ることなら公共交通機関を利用しましょう。
客室までの行き方
ホテル入口を入ると、ロイヤルパークホテルならではのすっきりしたフレグランスがお出迎え。館内で唯一、このエントランスのみ香るようです。また、鮮やかなライオンの絵画が存在感を放っていました。
左のドアを進み階段を上がるとフロント、右のドアを進むと客室階直通エレベーターへ。
2階へ進むと、鮮やかな色彩のフロント・ロビーに到着します。陽気でエキゾチックなインテリアが海外のバーに来たよう。
左側に宿泊者無料の「キャンバスラウンジ」があります。また、フロント横にはホテルオリジナルグッズのショーケースもありました。どれも可愛らしいデザインで欲しくなってしまいます。
オンラインショップは無く、ホテルでのみ販売しているらしいので、宿泊の記念やお土産にぜひ!
チェックインは定刻15:00スタートで、30分前であっても受付してくれないので注意しましょう。早く着いてしまった場合はラウンジで待機、もしくは荷物だけ預けて外出を。
(左)フロント、(右)エレベーター ホール
エレベーターは3台。その奥にはフィットネスジムもありました。
フロントの背後には、自動チェックインとアメニティバーが。
自動チェックイン機は、チェックアウトの際に主に利用します。これのおかげでチェックアウトはかなりスムーズに行えました。味気ないなと思う一方、忙しい朝にはありがたい仕組みです。ビジネスホテルならではの利点ですね。
(左)アメニティバー、(右)自動チェックイン機
アメニティバーには、フェイスマスクや美容液セットなど、十分なラインナップ。
必要なものを必要なだけ自由に持っていざ客室へ。ずっと置いてあるので、欲しい時に取りに行っても問題ありません。ただ、フェイスマスクは夜には品切れになっていました。
チェックイン開始後の1時間くらいは混雑しているようで、なかなかエレベーターは来ません。
そのほかの時間帯は、チェックアウトも含め、すんなり動いていました。
(左)エレベーターホール、(右)通路
ここからは、各施設を紹介いたします!
宿泊した客室レビューについては、ページ下部で詳しく解説しています。
2階 キャンバスラウンジ
2階フロント横には、宿泊者なら誰でも無料利用できるラウンジが併設されています。
陽気な洋楽が流れ、かなりカジュアルなバーといった印象。
友人や知人たちとワイワイ楽しい時間を過ごす場に適していると思います。正直なところ、会議スペースには落ち着かない、デートにはちょっと物足りない感もあります。
個人的にはテラス席がおすすめ。
真夏・真冬は好みが分かれると思いますが、外気に触れながらのんびり過ごすのはかなり贅沢な時間です。室内音楽もかすかに聞こえる程度に緩和されるため、落ち着いた気持ちで会話に集中できるのも利点でした。
(左)日中、(右)夜
(左)終日、(右)18:00〜20:00限定
終日、ソフトドリンク・コーヒー・紅茶などが無料でいただけます。
加えて、アルコール類(シードル・ワイン・ハイボール)が、18:00〜20:00の2時間だけ無料で飲み放題なのは太っ腹!
ただし、無料のフードメニューはまったく置かれていないので、小腹が空いたりおつまみが欲しい場合は別途購入が必要です。
それ以外のソフトドリンクやアルコール類に関しては、カクテルやビールなど、有料販売ならありました。
18:00〜20:00のアルコール提供時間は、バーカウンターにいるスタッフに注文のたびにルームキーを見せるスタイルです。
シードルとハイボールは、サーバーから提供。あっという間に出てきます。シードルは思ったよりもすっきりとした印象で、ハイボールは薄すぎない適切配合でした。
コーヒー・ハイボール・シードル
(左)フレーバーウォーター、(右)コーヒー・紅茶・抹茶ラテほか
自分好みに配合できるセルフドリップコーヒーコーナーもありました。こちらは滅多にやっている人を見ませんでした。夏に利用したこともあり、冷たいドリンクが人気だったようです。
(左)全体、(右)各種コーヒー豆
朝食
(左)朝食ブッフェ、(右)朝食イメージ
引用:一休・OZmallより
朝食も2階キャンパスラウンジで提供されています。
横浜ロイヤルパークホテルの総料理長が監修するブッフェ形式の朝食は、日替わりカレー、フォー、フォカッチャ、ドーナツ、「パンカラトブーランジェリーカフェ」の食パンなど、バリエーションはそれほど多くありませんがこだわりを感じられるラインナップです。
良心的で妥当な価格設定なところにも好感が持てます。
2階 フィットネスジム
2階には、宿泊者専用の24時間無料で利用できるジムも併設されています。
ちょっと運動したい、リフレッシュしたいくらいなら十分な設備です。
利用の際は、入口でルームキーをかざす必要があります。
各施設
(左)フロアマップ、(右)設備エリア
ランドリー・アイロンルーム・製氷機
(左)フロアマップ、(右)設備エリア
アイロンルーム・レンタルアイテムルーム・製氷機
製氷機
2、3、4、6、8、10、12階にあります。
紙コップで客室まで持ち戻るタイプでした。紙コップが小さいので、製氷機の無いフロアに宿泊している場合は少し不便さを感じるかも。
電子レンジ
2階のキャンパスラウンジ内にあります。
ドリンクバーとラウンジの間に設置されているのため、なんとなく人目が気になり利用しにくい(私は利用するのを躊躇しました)。
コインランドリー
3階には、24時間利用可能な乾燥機能付洗濯機(洗剤自動投入タイプ)が3台あります。
使用状況は客室TVから確認ができるので助かります。
アイロンコーナー
3〜12階の各階にあります。
レンタルアイテムコーナー
(左)貸出品、(右)空気清浄加湿器
以下の備品を自由に借りることができます。
ヘアアイロンや空気清浄加湿器がおそらく人気なので、必要な人はお早めに。
ちなみに、フロントへ加湿機能付空気清浄機をリクエストすると、シャープ製プラズマクラスターを貸し出してくれます。
アーリーチェックイン・レイトチェックアウト
基本情報
チェックイン 15:00
チェックアウト 11:00
■ アーリーチェックイン
11:00以前 1泊分の料金加算
11:00〜15:00迄 1,000円/1時間当たり
■ レイトチェックアウト
11:00〜18:00迄 1,000円/1時間当たり
18:00以降 1泊分の料金加算
実際に宿泊した感想・評価
宿泊した客室の詳しい紹介をします。その上で、実際に宿泊して感じたこと、注意した方が良いこと、おすすめできることなど、客観的目線も入れつつリアルな感想を話していきます。
評価は、それぞれの項目を星1〜5(小数点四捨五入)で点数を付けています。
総 合 評 価 ★★★☆☆ 3
客室の設え ★★★☆☆ 3
接客・対応 ★★★☆☆ 3
朝食・食事 ☆☆☆☆☆ ー
施設・設備 ★★★☆☆ 3
清掃・清潔 ★★★★☆ 4
アクセス度 ★★★★☆ 4
コスパ満足 ★★★☆☆ 3
客室タイプ:スタンダード ツイン
客室の特徴
スタンダード ツイン 21.7~23.4平米
- バストイレ:バストイレ別(シャワーブースのみ)
- マットレス:シモンズ社製
- 特 記 事 項:ソファー、ナノイースチーマー
カラフルなインテリアで若々しい印象の客室は、ビジネスホテルによくあるレイアウト。
客室はカラー違いで2種類(グリーン・ブルー)。間取りはまったく同じです。
コンパクトながらも、ソファースペースが確保されていたり、シャワールームが通常よりも気持ちゆったりしていたりと、窮屈さを感じないよう工夫が感じられます。
中でも、遮光カーテンが秀逸でした。レールを通すロールスクリーンタイプのため、隙間なくカーテンが降ろせます。まったく光を通さないため、朝なのか昼なのか、時間の間隔を失うレベルです。
ソファーに座ってTVが見えにくいと思ったら、TV本体は可動式でした。
前にも、左にも、右にも、向きを変えることができます。
クローゼットエリア、デスク、設備エリアは、物を置けるスペースがしっかり確保されているので、不便さは感じませんでした。
しっかり清掃も行き届いており、不快感も無く過ごせます。
コンパクトながらソファーもあります。
ルームウェアはワッフル生地?のセパレートタイプ。肌触りよく、着心地も良かったです。
テレビは角度調節が可能でした。
ソファーからでも、ベッドからでも、真正面で観ることができます。
客室に空気清浄機は備え付けられていません。必要な人はフロントにリクエストを(数に限り有り)。
加湿機能付空気清浄機の貸し出しについて
客室には備え付けがありません。入手方法は、レンタルアイテムルームから持ち帰るか、フロントスタッフにリクエストするかの2パターン。
フロントスタッフにリクエストした場合は、シャープ製プラズマクラスター加湿機能付空気清浄機を持ってきてくれます。
レンタルアイテムルームには、簡易型しか置いていません。
どちらも数に限りがあるため、希望する方は早めに確保するようにしましょう!
(左)日中、(右)夜
客室からは、大正建築をリノベーションした大阪を代表するスイーツ屋さん「五感ーGOKAN」北浜本館が見えました。
宿泊の折には、外観・内装ともに美しいまま受け継がれているので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
(左)南側、(右)北側
バスルーム・トイレ・洗面スペース
よくある間取りですが、それぞれ少しずつ広めに作られていて、手狭感もなく使用できます。
清掃も行き届いているようで、生乾き臭、汚れ、ヌメりなども特段見受けられませんでした。シャワールームのタイル壁面の目地にも、カビの痕跡は一切見受けられませんでした。素晴らしい!
ボディータオルは麻生地が使われているのか、いまいち泡立ちが良く無いのが残念でした(手で洗った方が泡立ちが良い)。
各施設・設備について紹介しましたが、皆さんいかがでしたでしょうか?
まとめとして、ホテルの施設や客室の良かったところ、おそらく好みがわかれるところについて紹介・解説していきます。
◎ おすすめできるポイント
- お酒好きにはたまらないラウンジのフリーフロータイム
→18:00〜20:00の2時間、4種類のアルコールが飲み放題。注意すべきは、本当にお酒を飲めるだけで、つまみは別途購入が必要。宿泊代に含まれているサービスとしては十分か。 - 清掃が行き届いている
→汚れている、埃が積もっているなど、特に見当たらなかった。 - 駅出口の真上でアクセス抜群
→大阪駅、梅田駅からは微妙な距離があるが、北浜駅からはすぐ。阪急電鉄、京阪電車でのアクセスは良好。 - 睡眠環境はバッチリ快適
→遮光性に優れたロールスクリーンタイプのカーテンが最強。一切の光を受け付けない。近隣の客室からの騒音も気にならない。エアコンの電源ランプが煌々と光っているのが惜しい。
△ 好みがわかれるポイント
- チェックインはきっちり定刻スタート
→事前のアーリーチェックイン希望者以外は、定刻15:00からのチェックイン開始。混雑が嫌な人は時間をずらしてチェックインするのがおすすめ。 - エレベーターの動きがにぶい
→3機のエレベーターが稼働しているが、チェックイン開始時間から1時間強は、なかなか来ないということも。それ以外の時間帯は通常運行。 - ラウンジのフード類はすべて課金制
→ちょっとした乾き物やチョコレートなどのおつまみは全くなし。欲しい人は、バイオーダーで。 - 整備不良?読書灯が点かない
→電球の球切れなのか、スイッチを押しても不能。 - マットレスがキシキシ音がする
→革製のヘッドボードと擦れて音がしている模様。少しずらすと音はしない。 - スタッフの接客は機械的?
→マニュアル通りなのか、フレンドリーさは感じない。淡々と仕事をしている印象を受けた。
まとめ
ホテルは「北浜駅」の真上。阪急・京阪沿線からのアクセスなら便利な立地です。
ただ、「大阪駅」「梅田駅」「新大阪駅」からは乗り換えが必要なため、遠方からの出張者にはちょっぴり不便さを感じるかもしれません。
北浜は商業エリアのため、ビジネスマンや出張者が大半と思いきや、さまざまな客層・年齢層で、幅広い支持を得ているようです。
ひとり利用から、カップル、ワーケーションと、過ごし方もさまざま。
それぞれが、思い思いに、充実したホテルステイを過ごしていて、確かに何かが生まれそうなポジティブな空気感を感じました。
リーズナブルな価格帯のビジネスホテルでありながら、ラウンジやジムもあり、普段使いには十分過ぎるかもしれません。
キャンバスラウンジでは、宿泊者全員が利用できるアルコールのフリーフロー(18:00〜20:00)は、お酒好きにはたまらないはず。これだけでも十分に楽しいアトラクションになり得ます。中でもテラス席がおすすめで、ビジネス街の日常風景、風や音を感じながら贅沢な時間を過ごせますよ。
ちょっと息抜きに立ち寄れるような、カジュアルに利用したい、そんなホテルでした。
ぜひ、皆さんも充実したホテルステイを!
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
筆者がこれまでに宿泊したホテルについてまとめた記事「おすすめホテル ランキング」を随時更新中です。よろしければこちらも合わせてご覧ください!
【注】記事内の評価は、ブログテーマ「より豊かに、より自然に」を主軸に、ホテルに宿泊することで得られる満足度や幸福度を加味して算出しております。また、筆者が該当ホテルについて、純粋に読者におすすめできるかどうかを、これまでの経験をふまえて近隣ホテルやグループホテルと比較し、正直な感想を個人的見解で述べています。万が一、該当ホテルが低評価となった場合でも、該当ホテルそのものの価値を表すものではありません。本記事は、ホテルの価値を著しく下げる目的や誹謗中傷を目的としたものでもありません。
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