こんにちは。
当ブログ管理人の「エムイズム」です。
どこにでもいる一般会社員が、“ちょっと贅沢なホテルステイ”を目的に年間50泊以上しています。その経験値をもとに、全国各地のホテル宿泊記をお届けします。写真や動画を用いて、詳しい解説とともに紹介していきます。
ホテルの評価基準については、ブログテーマの「より自然に、より豊かに」を主軸に、満足度やリピート度合いも加味して査定しています。
皆さんにとっても、素晴らしいホテルステイができることを心より応援しています。私の失敗談や、その対処法、周辺観光スポットなども紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後に
これまで紹介したホテルは、「【最新版】おすすめホテルランキング」にまとめています。こちらも併せてご参考にどうぞ!
国内唯一のセントレジスに宿泊!求められるホテル像を追求した5つ星ラグジュアリーホテル
名称:セントレジスホテル大阪
住所:541-0053
大阪府大阪市中央区本町3丁目6-12
電話:06-6258-3333
セントレジスホテル大阪とは(魅力・特徴)
総 合 評 価 ★★★★☆ 4
客室の設え ★★★★★ 5
接客・対応 ★★★☆☆ 3
朝食・食事 ★★★☆☆ 3
施設・設備 ★★★☆☆ 3
清掃・清潔 ★★★★★ 5
アクセス度 ★★★★★ 5
コスパ満足 ★★★☆☆ 3
※小数点以下、四捨五入により算出
- 5つ星ホテルに恥じぬ安定した接客とおもてなし
- 地下鉄(大阪メトロ)の駅直結で利便性に優れる
- ニューヨークのエッセンスを感じるインテリア
2010年10月に開業。
ホテルは、大阪を象徴するメインロード「御堂筋」沿いにあり、御堂筋の銀杏並木は大阪市の指定文化財にもなっています。秋は紅葉が、冬はイルミネーションで賑わいます。
セントレジスホテル大阪は、「2021 トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト ホテル(トリップアドバイザー Tripadvisor®)」「ワールド ラグジュアリースパ アワード2022」2つの賞(アワード)を獲得しています。
最高級ホテル(マリオットホテルグループ ラグジュアリーブランド)に位置するセントレジスホテル大阪は、交通の利便性もよく、大阪観光の拠点としても申し分ありません。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや海遊館、大阪城、道頓堀、心斎橋筋商店街など、大阪市内どこへでもアクセスしやすい立地です。
ラウンジやプールといった施設はありませんが、最上級の安らぎと、24時間対応のバトラーサービス(コンシェルジュサービス)が、利用者の滞在をグッと底上げしてくれます。
「客室での快適性を重視したい」「大阪市内まるごと観光したい」「大切な日のお祝いに失敗したくない」といった要望にしっかり応えてくれるホテルです。
そのほか、滞在の快適性から仕事効率もUP、バトラーサービス(靴磨き、衣類プレス、朝刊など)を有効活用できる、ビジネスや出張時にもぜひ活用してほしいホテルといえます。
セントレジスホテル大阪への行き方(アクセス)
地下鉄の駅直結でアクセスしやすい!車よりも公共交通機関の利用が断然おすすめ。
公共交通機関での行き方
・大阪メトロ(地下鉄)
御堂筋線「梅田駅」→ 「本町駅」7番出口 地上すぐ
・タクシー
新幹線「新大阪駅」から 約15分
車での行き方・駐車場
ホテル敷地内に、駐車場(タワー、地下)の2種類があります。
バレーサービスもあるため、スムーズに入出庫したい人は、利用しても良いでしょう。
駐車料金は、5つ星高級ホテルに恥じる価格設定でした。
客室までの行き方
ホテルの入口は、心斎橋筋側と本町通り側の2ヶ所。
御堂筋側に入口は無いので注意。
心斎橋筋側には車寄せとともにメインの入口があります。
日中は、常にスタッフが立っているので、案内に従ってロビー階を目指します。
比較的大きな通り(本町通り)側には通用口があります。
「これが正面入口?」と思いがち。
1階のエントランスは、比較的こじんまりとしています。荷物を預かってもらうだけならここで、チェックインするなら12階へ向かいましょう。
12階のロビーは、白を基調とした天井も高い開放的な空間です。
アメリカらしい甘めの香りが空間を支配していて、インテリアも相まって海外にいるような気にさせてくれます。
チェックインカウンターは2つ。混み合う時間を避けた方が無難です。
チェックイン開始前後はひとまず荷物だけ預けるなど、待機時間のストレスを避ける工夫を。
ついつい長居したくなるロビー。
ふかふかのソファーが気持ち良い。
客室階へは、専用のエレベーターで向かいます。
1階→12階ロビーまでのエレベーターと、客室階行きのエレベーターが別々なのは面倒ですが、これによりセキュリティは保たれるので仕方ないですね。
東西南北、ぐるっと客室があります。
宿泊前なら眺望のリクエストもできそうですね。
ここからは、各施設を紹介します。
宿泊した客室レビューについては、ページ下部で詳しく解説しています。
インルーム朝食(プライベートダイニング)
朝食は、レストラン利用時の料金よりも少しだけ割高ですが、ルームサービスに変更可(差額 約1, 400円)。
客室での朝食は、リッチで特別な時間を過ごすのにもってこい。時間に縛られることなくゆっくり過ごしたい人、レストラン会場まで行く時間がない人におすすめしたいサービスです。
2種類(洋食・和食)あり、洋食の方が力を入れている印象でした。
全体的に素材のままで、味付けはごくごくシンプル。量も抑えめで、ちょっと物足りないと思う人もいそうです。
■ ウェスタン(洋食)
■ 和食膳
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12階 セントレジス バー(屋内・屋外)
ホテルを象徴するように一際存在感を放つ「セントレジス バー(屋内)」。
ニューヨークの貴族の社交場のような、エレガントで美しいインテリアや装飾に見惚れてしまいます。
曜日によっては、ジャズの生演奏もあり、雰囲気の良さは抜群です。
スペインのバルセロナの6つの地方をイメージした料理の数々や、創造的で美しいアフタヌーンティーセットもじわりと魅力になっています。
ドリンクメニューはどれも良いお値段ですが、空間にお金を払っていると思えば納得です。
6月中旬から9月末までの間、「セントレジス バー(屋外)」ビアガーデンもひそかに開かれています。
夜景などの眺望は期待しない方が良いですが、外の風を感じながらのシャンパン フリーフロー(飲み放題)プランは格別。女子会、カップル、記念日に重宝しそうです。
12階ロビーから外に出ると、枯山水からインスパイアされた空中庭園が目に入ります。
高層ビル群とのミスマッチ感とコントラストが絶妙です。
ニューヨークのルーフトップバーを彷彿とさせる装飾やメニュー。
スタッフのレベルは若干不安も覚えますが、ご愛嬌といったところでしょうか。
本当に大事な日で「絶対に外したくない」と思う人は、屋内を選ぶことをおすすめします。
各施設
14階 フィットネスセンター(エクササイズルーム・ジム)
筋トレよりも、リフレッシュのための有酸素系マシンが多めです。
窓からの眺望もあいまって、とても爽快でした。
ミネラルウォーターは、常温と冷蔵のどちらも完備。ウェーターサーバーもありました。
入口では、宿泊者専用のためルームキーをかざす必要があります。
バトラーサービス(コンシェルジュ)
滞在中の困り事やリクエストを叶えてくれる頼もしいスタッフのこと。
氷、靴磨き、ワイシャツのプレスなど、あらゆることに対応してくれます。
靴磨きサービス
希望の時間までに仕上げて、客室のバトラーボックスへ置いておいてくれます。
※24時間対応可
プレスサービス
希望の時間までに仕上げて、客室のバトラーボックスへ置いておいてくれます。
※1人1日2着まで可
製氷機
製氷機はありませんが、バトラーへリクエストすると、アイスペールを客室まで持ってきてくれます。
アメニティ追加
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、石鹸など、足りなくなったものは、リクエストすることで補充(無料)してくれます。
電子レンジ
ありません。
バトラーへリクエストすると温めに応じてくれます。
コインランドリー
ありません。
ランドリーサービスのみです。
貸出備品
- 空気清浄機
- 加湿器
- バスソルト
- アイロン&アイロン台
- ヘアアイロン
- 枕
- 室内着(ワンピースタイプ) ほか
アーリーチェックイン・レイトチェックアウト
基本情報
チェックイン 15:00
チェックアウト 12:00
■ アーリーチェックイン
〜9:00迄 1泊分の料金加算
※宿泊のプラン・利用者ステータスにより料金が異なる
■ レイトチェックアウト
18:00以降 1泊分の料金加算
※宿泊のプラン・利用者ステータスにより料金が異なる
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ここからは、実際に宿泊した客室タイプについて詳しく紹介していきます。
客室:グランド デラックス キング(シティービュー)
客室の特徴
デラックス ツイン 43平米 ※17〜21階
↓ ↓ ↓ アップグレード ↓ ↓ ↓
グランド デラックス キング(シティービュー) 51平米 ※17〜21階
- バストイレ:バストイレ別(テレビ付きバスルーム)
- マットレス:シーリー社製(ポスチャーテックコイル使用)
- 特 記 事 項:ソファー、ウォークインクローゼット、洗面台2つ、自動開閉カーテン
(左)日中、(右)夜:ターンダウン後
50平米以上の広々とした客室は、天井も高く開放感があります。
17:00〜22:00の間に「ターンダウン」も行ってもらえます。
おもに、ベッドメーキング、ミネラルウォーターやミニバーの補充、アメニティの補充が対象です。また、テレビからヒーリング音楽が流れるようセッティングしてありました。
窓からの眺望もそこそこ。
大阪梅田側(北向き)の夜景はより迫力があると思います。
(左)日中、(右)夜
テレビは、スライドドアで目隠しすることも可能です。
高級ホテルは、書斎スペースがしっかり設けられているのでビジネス利用者にとっても快適です。Wi-Fiも安定した速度が出ていました。
ウォークインクローゼットは、1週間は余裕で収納できるスペースがありました。
ガウン、加湿器も置いてありました。
冷蔵庫は有料ドリンクがぎっしり入っています。
商店街やコンビニで購入したものは、ほぼ入れるスペースが無いので注意。
(左無料、(右)有料
コンセントはベッドサイドに一つずつ、書斎スペースにもあります。
室内着は浴衣。そのほか、室内着(ワンピースタイプ)の貸出もあります。
バスルーム・トイレ・洗面スペース
水回りの清掃は、指紋や水滴ひとつ見受けられず文句無しでした。
広々とした洗面台が2つ。両サイドにコンセントがあるのも助かります。
テレビ付きのバスルーム。
読書したり、水分補給しながらの半身浴も楽しめますね。
シャワーは、2種類(ハンドシャワー、ボディ用シャワー)ありました。
トイレットペーパーには、セントレジスのロゴが刻印されていました。
細部にまでこだわりが感じられますね。
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評価・感想
実際に宿泊して感じたこと、注意すべきこと、おすすめできることなど、感想と評価内容についてまとめて解説します。
総 合 評 価 ★★★★☆ 4
客室の設え ★★★★★ 5
接客・対応 ★★★☆☆ 3
朝食・食事 ★★★☆☆ 3
施設・設備 ★★★☆☆ 3
清掃・清潔 ★★★★★ 5
アクセス度 ★★★★★ 5
コスパ満足 ★★★☆☆ 3
※小数点以下、四捨五入により算出
◎ おすすめできるポイント
- 駅近かつ繁華街へのアクセス性バッチリ
→心斎橋筋商店街は徒歩圏内。大阪駅・心斎橋駅・なんば駅などにも地下鉄でラクラク移動。 - 客層は富裕層+海外がメイン
→比較的落ち着いた印象。ラグジュアリーホテルならではの客層で秩序もそれなりにあります。 - 客室は静かで快適
→天井が高く、通路から寝室までの距離があるため、騒ぎ立てる声や騒音は気になりません。ただ、ロビーやレストランでは海外キッズの元気な叫び声が響きわたることも。 - 客室の清掃が完璧
→塩素消毒のようなニオイが客室内にしていましたが、清潔感があり、厳しく見ても欠点が見当たらないレベル。 - マリオットボンヴォイの無料宿泊特典(サーティフィケート)で宿泊可
→クレジットカード(Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス® カード)の継続特典で宿泊することができるのがうれしい。
△ 好みがわかれるポイント
- 質に対して割高?
→レストランの料理やドリンク、プライベートダイニング、朝食など、全てにおいて価格を超えてこない。現価格の60%が妥当な価格に感じた。価格に対しての価値・満足度が追いついていない。 - 屋外(ルーフトップバー?)のスタッフレベルは低め
→期間限定のためか、商品知識が全くなく、居酒屋よりもひどい接客であった。大切な日には屋内のレストランを利用した方が無難。 - 客室は塩素の匂い充満している
→終始、客室内は塩素の匂いがした。原因は不明だが清潔に保つゆえのものと解釈して我慢した。 - 施設に乏しい
→エグゼクティブラウンジやプール施設は無い。ただただ宿泊することに特化したホテル。
まとめ
日本唯一のセントレジスホテル。
海外・ニューヨークの風を感じる、素晴らしいホテルでした。
ホテルに漂う香り、調度品の数々、インテリアなど、エレベーターをあがりロビーに入った瞬間からまるで別世界。非日常感がたまりませんね。
ラグジュアリーホテルならありそうな施設(ラウンジ、プール)はありません。
ホテルであれこれ楽しむというよりも、客室でのんびり過ごす、仕事に集中するといった方向に特化していると言えます。
記念日などの大切な日には、手厚くおもてなしを受けることができます。空室状況によってはアーリーチェックイン 12:00を実現したという声も聞きました。ホテルスタッフと一緒になってどんなサプライズをするか計画するのも良いかもしれません。
ホテルはどこも美しく、清掃が行き届いています。
大阪観光の拠点にも適した立地ですが、個人的には客室でゆったりとご褒美リフレッシュステイを体験してほしいホテルです。
おすすめの過ごし方(モデルコース)
1日目
- 14:00 ホテル アーリーチェックイン
- 16:30 エクササイズルーム
- 18:00 ディナー(ホテル内レストラン)
- 20:30 バー(ホテル内レストラン)
2日目
- 10:00 インルーム朝食
- 11:30 エクササイズルーム
- 14:00 ホテル レイトチェックアウト
1日目
- 12:00 ランチ(大阪梅田エリア)
- 13:30 ホテル 荷物預け
- 14:30 大阪城公園 散策
- 16:00 心斎橋・なんばエリア 散策
- 18:00 ディナー(心斎橋筋商店街)
- 21:00 ホテル チェックイン
2日目
- 08:00 エクササイズルーム
- 09:30 朝食
- 12:00 ホテル チェックアウト
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【おまけ】一休ダイヤモンド会員特典
引用:一休HPより
特典で嬉しいのは、やはりレイトチェックアウトです。通常は12:00、1時間延長できるだけでもかなりお得感があります。
レストランのフードメニューは、さすが5つ星ホテルなだけありどれも高級なものばかり。15%割引はなかなか見逃せない特典です。
【おまけ】マリオットボンヴォイ ゴールドエリート会員特典
レイトチェックアウトに加え、少し早めに到着してのアーリーチェックインに挑戦。
運任せですが、ホテルの方のご好意で、アーリーチェックイン 13:00、レイトチェックアウト 14:00、なんてことも。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
筆者がこれまでに宿泊したホテルについてまとめた記事「おすすめホテル ランキング」を随時更新中です。よろしければこちらも合わせてご覧ください!
【注】記事内の評価は、ブログテーマ「より豊かに、より自然に」を主軸に、ホテルに宿泊することで得られる満足度や幸福度を加味して算出しております。また、筆者が該当ホテルについて、純粋に読者におすすめできるかどうかを、これまでの経験をふまえて近隣ホテルやグループホテルと比較し、正直な感想を個人的見解で述べています。万が一、該当ホテルが低評価となった場合でも、該当ホテルそのものの価値を表すものではありません。本記事は、ホテルの価値を著しく下げる目的や誹謗中傷を目的としたものでもありません。
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