こんにちは。
当ブログ管理人の「エムイズム」です。
どこにでもいる一般会社員が、“ちょっと贅沢なホテルステイ”を目的に年間50泊以上しています。その経験値をもとに、全国各地のホテル宿泊記をお届けします。写真や動画を用いて、詳しい解説とともに紹介していきます。
ホテルの評価基準については、ブログテーマの「より自然に、より豊かに」を主軸に、満足度やリピート度合いも加味して査定しています。
皆さんにとっても、素晴らしいホテルステイができることを心より応援しています。私の失敗談や、その対処法、周辺観光スポットなども紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後に
これまで紹介したホテルは、「【最新版】おすすめホテルランキング」にまとめています。こちらも併せてご参考にどうぞ!
老舗ホテルの信頼と実績!おもてなしサービス精神が光る!ホテルニューオータニ大阪
名称:ホテル ニューオータニ大阪
住所:540-8578
大阪府大阪市中央区城見1丁目4-1
電話:06-6941-1111
ホテルニューオータニ大阪とは(魅力・特徴)
1986年9月、大阪城天守閣を望む大阪ビジネスパークエリアに開業。2021年には35周年を迎えています。
開業以来、国際会議の場としてもたびたび使用され、国内外の貴賓・VIPらをもてなし続けています。
ジャパンホテルらしい細やかな心配りとサービス、その精神はどのスタッフにも共有されているように感じます。
大阪城を正面に望む客室があることが大きな特徴。梅田・中之島方面、あべのハルカスも望むことができ、大阪のダイナミックパノラマビューを楽しむことができます(確約プランで予約がおすすめ)。
別途費用が発生しますが、プール(室内・屋外)、ジム、ジャグジーなどの施設も利用できます。
ホテル自慢の「最強の朝食」とも呼ばれているらしい健康的な朝食ビュッフェは、宿泊客にとって楽しいアトラクションにもなっています。
名だたるアーティストがコンサート・ライブを行う「大阪城ホール」も目の前。遠方からの遠征者はまず候補に上がるホテルでしょう。
大阪観光の拠点には、少し不便な立地ではありますが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや京都方面行きのバスもホテルから出ているので活用しない手はありません。
館内施設も充実しているので、おこもりステイも可能。
大阪の象徴ともいえる大阪城を望む贅沢な景色を、ぜひ体験してみてくださいね。
ホテルニューオータニ大阪への行き方(アクセス)
駅前といえば駅前ですが、少し不便なところにあるので、どうやってホテルまで辿り着けば良いのか事前に決めておきましょう!
公共交通機関での行き方
電車
- JR大阪環状線「大阪城公園駅」徒歩 約3分
- Osaka Metro長堀鶴見緑地線「」徒歩 約3分
- 各線「京橋駅」徒歩 約8分
※大阪駅・梅田駅・新大阪駅からのアクセスとしては、JR環状線(外回り 2番線)で「大阪城公園駅」が一番簡単でわかりやすいと思います。進行方向から見て最後尾車両に乗車すると降車時に改札が近くなります。
バス
■大阪循環バス(JR大阪駅 往復)
大人 210円
小児 110円
※大阪駅の乗り場は、大阪駅桜橋口から横断歩道を渡り右手、アルビ大阪前「大阪バスの停留所 乗り場」。
■ 関西空港リムジンバス(関西空港 往復)
関西国際空港から直通で約80分。
大人 1,600円
小児 800円
■ ユニバーサル・スタジオ・ジャパン行き
ホテルから直通バスが運行しています。
大人 1,100円
小児 550円
■ 京都(往復)
ホテルから京都駅、清水五条駅、祇園四条駅などに停車します。
大人 500~1,300円
小児 250~650円
※詳しくは、各路線バス運行時刻表をご覧ください。
車での行き方・駐車場
ホテル正面玄関の手間に地下に通じるスロープがあります。
500台も駐車可能なので、まず駐車できないことはないはず。
客室までの行き方
大阪城側からのホテルの外観。ここを右に100mほど進むと正面玄関が見えてきます。
正面玄関にこだわらない場合は、四方に入口があるので適当に入ってしまってもokです。
昭和バブルの香り漂う、重厚な正面玄関、エントランスが迎えてくれます。
ロビーはとても大きな空間で、吹き抜けもあり開放的。
絶えず人が行き交いとても活気があります。まさしく名門ホテル。
フロントに近づくと、スタッフが必ず声をかけてくれるのも素晴らしい。そして、一流ホテルならではのおもてなしと、客室までの案内もしてくれます。
(左)1階、(右)客室階
エレベーターは全部で6台。どの時間帯も、混み合うことなく、待つこともなくすぐ来ます。
(左)通路、(右)フロアマップ
ここからは、各施設を紹介いたします!
宿泊した客室レビューについては、ページ下部で詳しく解説しています。
1階 オールデイダイニング「SATSUKI」
王道の洋食が味わえるオールデイダイニング。家族連れやビジネス利用と利用者はさまざまでした。
しっかりとしたレストランの風貌ですが、コーヒー・紅茶1杯だけの喫茶利用も歓迎だそうです。
朝食
洋食(一例)
和食(一例)
ニューオータニは料理へのこだわりが凄まじいと聞きます。
朝食ビュッフェは、「最強の朝食」とも呼ばれ、和洋中100種類ほどの食材が使用されている料理が並びます。
ホテル特製パン、ライブキッチンで作られる玄米卵のオムレツ、本格点心など、健康的な朝食がいただけると根強いファンがいるようです。
和食コーナーには、こだわりの白米、乳酸菌入り味噌汁、納豆、焼き魚、大阪老舗の漬物、筑前煮の牛しぐれ、旬の蒸し野菜、讃岐うどんなどが並びます。日替わりで、出汁に黒毛和牛を使ったおでん、鯛茶漬けなども。
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各施設
1階 パティスリー「SATSUKI」
高級・厳選した素材でこだわりを感じるパンやケーキが並ぶパティスリー。
ケーキ1つ当たりが、800円や1,500円ほどしますが、値段に見合った出来栄えでした。
夕方にはほとんどの商品が売り切れになることもあるので、可能ならチェックイン開始前に購入することをおすすめします。
モンブランとオペラを購入し、客室で楽しみました。モンブラン好きには必ず食べてほしい逸品で、値段以上の価値があるように思います。
そのほか、クロワッサンはバターがたっぷり使用されていて塩味が効いていました。
1階 ラウンジ「SATSUKI」
絶えず賑わっている、ロビー中央に位置するラウンジ。
季節ごとの楽しめるアフタヌーンティーやデザートの数々。開放的な空間で過ごす時間は格別です。
1階 ニューオータニショップ
ホテル開業以来、根強い人気を誇る「リーフパイ」をはじめとした、ホテルオリジナル商品を中心に取り揃えられています。SATSUKIオリジナルコーヒーゼリー、フィナンシェやマドレーヌなどもおすすめです。
製氷機
ありません。フロントスタッフにリクエストすると客室まで届けてくれます。
電子レンジ
ありません。
コインランドリー
ありません(ランドリーサービスのみ)。
フィットネスクラブ
プール(室内・屋外)、ジム、テニスコート、大浴場、サウナ、エステ、マッサージなど。
※会員以外は、すべて有料で利用できる施設となっています。
※夏季限定開催の「アウトドアプール」「ナイトプール」は、別途料金が必要です。
テニスコート
貸出備品
- FAX
- VCR
- マルチアダプター(日本製延長コードもあり)
- 変圧器
- アイロン、アイロン台
- DVDプレイヤー、ブルーレイ
- CD/MDプレイヤー
- 囲碁
- 将棋
- アイロン台
- ズボンプレッサー
- そば殻枕(全そば枕、半そば枕)
- 低反発枕
- デスクランプ
- 拡大鏡
- 体重計
- 花瓶
- くるくるドライヤー
- ヘアアイロン
- つめ切り
- 体温計
- 血圧計
- ハサミ
- 姿見
- 着物ハンガ-
- 着物スタンド
- アイスノン
- 氷枕
- 湯たんぽ
- ブルートゥーススピーカー
- ベッドガード
- 温風器
- 空気清浄機
- 加湿器
- 新聞
※好みの1紙を無料で客室に届けてくれます。
空気清浄機・加湿器
アーリーチェックイン・レイトチェックアウト
基本情報
チェックイン 14:00
チェックアウト 12:00
■ アーリーチェックイン
※宿泊プランによって異なるため、ホテルへお問い合わせください。
■ レイトチェックアウト
※宿泊プランによって異なるため、ホテルへお問い合わせください。
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実際に宿泊した感想・評価
宿泊した客室の詳しい紹介をします。その上で、実際に宿泊して感じたこと、注意した方が良いこと、おすすめできることなど、客観的目線も入れつつリアルな感想を話していきます。
評価は、それぞれの項目を星1〜5(小数点四捨五入)で点数を付けています。
総 合 評 価 ★★★☆☆ 3
客室の設え ★★☆☆☆ 2
接客・対応 ★★★★★ 5
朝食・食事 ☆☆☆☆☆ ー
施設・設備 ★★★☆☆ 3
清掃・清潔 ★★★☆☆ 3
アクセス度 ★★★☆☆ 3
コスパ満足 ★★☆☆☆ 2
客室タイプ:【大阪城側】スーペリア ツイン
客室の特徴
【大阪城側】スーペリア ツイン 30平米
- バストイレ:ユニットバス
- マットレス:日本ベット社製
- 特 記 事 項:書斎デスク、デスク&チェア、大阪城ビュー
客室から真正面に大阪城と大阪城ホールが見える客室は唯一無二でしょう。
正直なところ、設備は昭和のまま?といった感じで、リノベーションすると、もっと価値が高まりそうです。
設備エリアは可もなく不可もなく、最低限が揃っているといった具合です。
クローゼットのほか、テレビ横やクローゼット横など、荷物を置けるスペースがあちこちにあるのはありがたい。
室内着は浴衣。しっかりとした綿素材で、肌触りは硬めです。
コンセントは、USBポートには対応していません。コンセントプラグが必要な人はホテル貸出備品を利用しましょう。
客室からは、大阪城、大阪城ホール、水上船。遠景に、梅田・中之島エリアやあべのハルカスを望むことができます。
水都・緑を近景に、都会のパノラミックビューを楽しめることがこの客室の最大の魅力です。
デスク&チェア、書斎デスクは、どれも移動可。
思い思いのポジショニングで、景色を楽しみましょう!
大阪城のライトアップは、日没〜24時まで。
ホテル周辺は、飲食店は夕方まで、コンビニは22時までと早めに閉店するところも少なくありません。食事・買い出しの予定がある人は早めに済ませておきましょう。
(左)あべのハルカス方面、(右)大阪城・大阪梅田方面
バスルーム・トイレ・洗面スペース
開業当初となんら変わらない設備?でしょうか。かなり年季を感じます。
残念ながら、シャワーカーテンは生乾き臭が。できることなら、定期的に交換してほしいところです。
アメニティ類はひと通り揃っていました。
バスアメニティの使用感としては、キシキシ・パリパリする印象でした。気になる人は保湿液などを持参して対策を。
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各施設・設備について紹介しましたが、皆さんいかがでしたでしょうか?
まとめとして、ホテルの施設や客室の良かったところ、おそらく好みがわかれるところについて紹介・解説していきます。
◎ おすすめできるポイント
- 大阪城を望む客室に最大の価値あり
→ホテル予約は「大阪城ビュー確約プラン」がおすすめ。日中・夜問わず、どの時間帯も最高のロケーションで過ごせる。 - 一流ホテルのおもてなしに出会える
→昨今でも簡略化されがちなサービスも、しっかり継承し続けるこだわり。当たり前を当たり前にやり続けることの素晴らしさを感じる。 - 「食」が魅力
→朝食やアフタヌーンティーなど、館内のどの食事も素材にこだわり、一級品が味わえる。
△ 好みがわかれるポイント
- 何もするにも課金制
→宿泊料金以外に、施設を利用したい場合は別途料金が必要。 - 客室内の設備は古め
→水回りは創業当初のまま?かも。調度品なども含め、メンテナンスはしているが、そろそろリニューアル時期を迎えていると感じる。 - 壁が薄いのか、振動や物音がよく響く
→天井から聞こえる足音、ドアの開閉音や振動が壁を揺らす。清掃の時間には騒音で寝ていられない。レイトチェックアウトする人や、ゆっくりしたい人は耳栓は必須かも。
まとめ
日本を代表するホテルブランド「ニューオータニ」。35周年を迎えたホテルニューオータニ大阪は、創業当初の状態を良くも悪くも継承しています。
ロビーを訪れた途端、昭和のバブル期にタイムスリップしたような感覚になります。そして、今もなお活気に満ち溢れるホテルとダイナミックな建築の姿に訪れた人を一様に感動させることでしょう。
客室から眺める大阪城、そして大阪のダイナミックな夜景は、ここでしか見ることのできない、唯一無二のロケーションといえます。景色のためだけに宿泊しても大満足ではないでしょうか。
これは個人的な感想ですが、客室のリノベーションをすることでより価値が高まると思いました。35周年を機に事業投資してくれることを切に願います。
大阪城ホールで行われるコンサートに遠征してきた人にとって、とても利便性が高いホテルです。余談ですが、アーティスト含め出演者らも利用していると聞いたことがあります。
どこにも出かけず、館内施設を楽しむ「おこもりステイ」や、ホテル発のバスを利用して、京都観光やユニバーサル・スタジオ・ジャパンに出かけるのもgood!
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【おまけ】一休ダイヤモンド会員特典
引用:一休HPより
ニューオータニクラブ会員に入らずとも、レイトチェックアウトや客室アップグレードなど、それなりの特典を受けることができるのでお得です。
【番外編】スイート・エグゼクティブフロア宿泊特典について
上記客室では、「Gold Key Service(ゴールドキーサービス)」というサービスを受けることができます。ゴールドキーサービスとは、エグゼクティブフロア(15・16・17階)スイートルーム宿泊者への特別な特典です。
クラブラウンジはありません。
ロビーに「ニューオータニクラブラウンジ」という看板がありますが、これはクラブ会員のみが利用可能な場所で、ゴールドキーサービス特典では利用できません。
ニューオータニクラブ会員には、クレジットカードの申し込みで入会が可能です。よく利用する人は、1枚あると便利かもしれませんね(ある程度は一休ダイヤモンド会員特典で代用も可)。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
筆者がこれまでに宿泊したホテルについてまとめた記事「おすすめホテル ランキング」を随時更新中です。よろしければこちらも合わせてご覧ください!
【注】記事内の評価は、ブログテーマ「より豊かに、より自然に」を主軸に、ホテルに宿泊することで得られる満足度や幸福度を加味して算出しております。また、筆者が該当ホテルについて、純粋に読者におすすめできるかどうかを、これまでの経験をふまえて近隣ホテルやグループホテルと比較し、正直な感想を個人的見解で述べています。万が一、該当ホテルが低評価となった場合でも、該当ホテルそのものの価値を表すものではありません。本記事は、ホテルの価値を著しく下げる目的や誹謗中傷を目的としたものでもありません。
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