こんにちは。
当ブログ管理人の「エムイズム」です。
どこにでもいる一般会社員が、“ちょっと贅沢なホテルステイ”を目的に年間50泊以上しています。その経験値をもとに、全国各地のホテル宿泊記をお届けします。写真や動画を用いて、詳しい解説とともに紹介していきます。
ホテルの評価基準については、ブログテーマの「より自然に、より豊かに」を主軸に、満足度やリピート度合いも加味して査定しています。
皆さんにとっても、素晴らしいホテルステイができることを心より応援しています。私の失敗談や、その対処法、周辺観光スポットなども紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後に
これまで紹介したホテルは、「【最新版】おすすめホテルランキング」にまとめています。こちらも併せてご参考にどうぞ!
まさに温故知新!古き良きホテル像と快適性を追求!京都センチュリーホテル
名称:京都センチュリーホテル
住所:600-8216
京都府京都市下京区東塩小路町680
電話:075-351-0111
京都センチュリーホテルとは(魅力・特徴)
京都駅から目と鼻の先にある、京都では名の知られた老舗ホテルです。
京都センチュリーホテルの原型は、1928年11月に開業した「京都ステーションホテル」というホテルで、その後、1984年5月に惜しまれながらも閉館しています。 1981年4月、京都ステーションホテルのほど近くに「京都センチュリーホテル」がその理念を継承して誕生します。約1世紀におよぶ歴史があり、京都に現存するホテルとして3番目に古い歴史を持ちます。
ホテルコンセプト「ノスタルジック・ジャーニー」。
その心は、遠くの非日常よりも近くの避日常。いつでもあたたかく迎えてくれる、そして懐かしささえも。実家に帰ってきたような気持ちにさせてくれる優しさとぬくもりを感じるホテルといえます。
ラウンジこそ無いものの、隣りには京阪フラグシップホテル「ザ サウザンド京都」が誕生し、レストランやバー、駐車場など、相互利用可能な施設もあります。
昭和の良い時代を写したようなレトロさもありながら、2016年3月には客室のフルリノベーションも行われています。設備は刷新され、清潔さ、快適さも十分に補完されています。
循環型社会に適応し、健康的で、美しく、質の高い生活の実現をコンセプトに、オーガニックや自然派由来の素材などを多く取り入れています。
古き良きホテル像を上手に残しながらも、現代に合う価値観や快適性を取り入れた、常にアップデートし続ける“生きたホテル”です。
京都センチュリーホテルへの行き方(アクセス)
京都駅すぐ!地下からは直接アクセスはできませんが、あっという間にホテルに到着。
専用駐車場もあり、車利用者にもうれしい。
公共交通機関での行き方
■ JR・地下鉄利用時
道に迷ったらとりあえず京都駅を目指しましょう。
京都タワーを正面に見て、改札(中央口)を背にして、東側(右手)にただただ直進するとホテルにたどり着けます。
- JR「京都駅」中央口(京都タワー側)徒歩3分
- 京都市営地下鉄烏丸線「京都駅」北改札 徒歩3分
■ ステーションループバス
無料ではありませんが、シャトルバスならぬ「ステーションループバス」というバスも運行しています。京阪電車で訪れる人は利用するのも手です。
観光地でもある京都水族館や京都鉄道博物館も経由します。おそらく利用者は限定されるはずなので、上手に使って、ぎゅうぎゅう詰めの車内ではない快適な観光をお楽しみください。
車での行き方・駐車場
(左)ザ サウザンド京都 隣接 駐車場入口、(右)地下へのスロープ
隣接するホテル「ザ サウザンド京都」と同施設を利用します。
ホテル専用の駐車場がありますが、予約は不可なので要注意。途中入出庫の際は、次に駐車しようとしたら満車になっていたということもあり得ます。
繁忙期には満車もあたりまえ?かもしれません。近隣コインパーキングを利用する心づもりだけしておきましょう。
■ 最寄りIC
- 名神高速道路「京都南IC」約20分
- 阪神高速道路 8号京都線「上鳥羽IC」約15分
客室までの行き方
ここからは、各施設を紹介いたします!
宿泊した客室レビューについては、ページ下部で詳しく解説しています。
エントランスからエスカレーターで2階へ。
上がった先は、左手に進むと「ザ サウザンド京都」へ。右に進むとホテルのフロントがあります。
フロントには、荷物一時預かりカウンターもあります。荷物の発送などもこちらで行えます。
ロビーは、6階まで吹き抜けの開放的な空間が広がっています。
ロビー中央には、ライブラリーラウンジがあり、高さ5mほどの「かんじんの京灯り」と呼ばれる大きなランプシェードがひときわ存在感を放っています。主軸には京金工芸の技法「へら絞り」が用いられ、セード(照明の傘部)には京木工芸で京都の山々の景色が描かれています。また内側には、ロビー壁面にも飾られているタペストリー「新世紀京都花絵地図」(斉藤上太郎 作)と対となる装飾が施されています。
ライブラリーラウンジは、誰でも利用できる憩いの場であり、待ち合わせ場所のような存在です。置かれている書籍は、京都にある書店「誠光社」がセレクトしているのだとか。
SDGsの取り組みとして、客室内にアメニティ(歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、コットン、綿棒、シャワーキャップ、ヘアゴム)は置かれていません。フロント付近に置いてあるアメニティバーから、必要数だけもらっていきましょう。
(左)2階、(右)館内
(左)2階、(右)9階
ここからは、各施設を紹介いたします!
宿泊した客室レビューについては、ページ下部で詳しく解説しています。
2階 オールデイダイニング「La Jyho」
2階 ロビーフロアにあるレストラン「La Jyho(ラジョウ)」は、6階まで吹き抜けで開放的な印象。これまでに、数々の空間アワードも受賞しているのだとか。
朝食からランチ、ディナーまで、ビュッフェやカフェとして手広く展開しています。ホテル内の食事や喫茶できる場所はここだけなので当然といえば当然ですね。
朝食
開放的なロビーフロアで、朝からおしゃれ朝食。
どちらかというと和食が多めな印象で、お米にもこだわっているようです。
ライブキッチンでは、特製オムレツがいただけます。そのほか、京都産のお米や野菜の料理もあり、体に良いヘルシー朝食が楽しめます。
1年前に訪れた時よりも少し改良されていて、心なしか美味しくなっていました。
以前はミニローストビーフ丼がありましたが、今は肉まんにその座を明け渡した様子。
2会場あり、席数も十分。週末でも意外とすんなり入れるのもうれしい。
■ 和食・中華
ご飯、味噌汁、おばんざい、漬物、肉まん、焼きおにぎり出汁茶漬け、焼き魚ほか
※おかゆのリクエスト可。
■ ブレッド・サラダバー
クロワッサン、食パン、デニッシュ、ハム、チーズ、野菜スティック、スムージーほか
■ ドリンクバー
ソフトドリンク、コーヒー、紅茶、クッキーほか
■ ライブキッチン・ホットミール
オムレツ、ゆで卵、ベーコン、パンケーキほか
※目玉焼きのリクエスト可。
■ フルーツ・デザート・シリアル
ヨーグルト、フルーツポンチ、フルーツ、和菓子ほか
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2階 メインバー「ESSEX」
レストランの横には、メインバー「ESSEX(エセックス)」が隣接してあります。シチュエーションを変えたい場合や飲み直しなど、移動も楽チンです。
各施設
製氷機・自動販売機
地下2階にあります。
電子レンジ
ありません。
コインランドリー
ありません。
貸出備品
- 毛布
- ズボンプレッサー
- くるくるドライヤー
- 電気スタンド
- ヘアアイロン
- アダプター
- 再生専用DVDプレーヤー(1泊 1,100円)
- グルーミングセット(洗顔料・化粧水・整髪料)
- シェービングクリーム
- 爪切り
- ナイトウェア
- スリッパ
- ベビーベッド
- 哺乳瓶洗浄機
- ベビーバス
- 花瓶
- 体温計
- 氷枕
- ヘルスメーター
アーリーチェックイン・レイトチェックアウト
基本情報
チェックイン 15:00
チェックアウト 12:00
■ アーリーチェックイン
※宿泊プラン、空室状況などで変動するようです(料金規定は教えてもらえませんでした)。
■ レイトチェックアウト
※宿泊プラン、空室状況などで変動するようです(料金規定は教えてもらえませんでした)。
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実際に宿泊した感想・評価
宿泊した客室の詳しい紹介をします。その上で、実際に宿泊して感じたこと、注意した方が良いこと、おすすめできることなど、客観的目線も入れつつリアルな感想を話していきます。
評価は、それぞれの項目を星1〜5(小数点四捨五入)で点数を付けています。
総 合 評 価 ★★★★☆ 4
客室の設え ★★★★★ 5
接客・対応 ★★★★★ 5
朝食・食事 ★★★☆☆ 3
施設・設備 ★★★★☆ 4
清掃・清潔 ★★☆☆☆ 2
アクセス度 ★★★★★ 5
コスパ満足 ★★★★☆ 4
客室タイプ:京プレミアム
客室の特徴
プレミア エグゼクティブ ダブル 30平米
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京プレミアム 30平米
- バストイレ:バストイレ別(客室ビューバス)
- マットレス:シモンズ社製「ゴールデンバリュー・ピロートップ」
- 特 記 事 項:座椅子、フローリング&和畳、mizutori社製の木製下駄
ホテルテーマ「BIOSTYLE」をもとに、安らぎと快適さを追求する全218室のうち、一際その存在感をみせる客室「京プレミアム」。
京プレミアムは、日本文化にある「床座」と現代人の快適性を融合させた、京都らしい「モダンジャパニーズ」スタイルで設られた客室です。
(左)日中、(右)夜
入ってすぐには、町家の「通り庭」をイメージした土間風の水回りエリアがあり、玄関から一段上がるとその先にくつろぎの空間が広がります。靴を脱いで過ごせる、まさに日本的空間を演出しています。
バスローブがあるのも地味にうれしい。クローゼットや荷物置きスペースが広めなのも高評価ポイント。
コンセントは、USBポートは無し。
通常のコンセントの口は、寝室脇に2つ、書斎に4つとかなり多め。
室内着はワンピースタイプ。
肌触りはとても良いのですが、素材が少し薄めのため寒がりの人は注意してください。
(左)日中、(右)夜
客室からの眺望は、東向き(東山方面ビュー)と西向き(京都タワー・京都駅ビュー)の2パターン。
窓は網入りガラス、且つ水垢がひどいため、景色はそれほど綺麗には見えません。
バスルーム・トイレ・洗面スペース
寝室と格子戸で仕切ることもできる水回りエリア。
洗面台は、全面鏡張り。大理石?でとても高級感があります。
お湯がなかなか出ない場合は、MAXまでひねると出てくれます。
バスルームは、客室のテレビや景色も見れるビューバス仕様。
アメニティにボディタオルが無いのは残念でしたが、座椅子があるのはうれしい。
客室備え付けのシャンプーなどが置いてあるにも関わらず、アメニティもしっかりありました(太っ腹)。
イタリア「La Bottega」の緑茶ベースのアメニティが採用されています。限られた客室(スイート・京プレミアム)にのみ、石鹸とボディローションも置いてあります。
可愛らしいパッケージなので、宿泊のお土産にもなりますね。
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各施設・設備について紹介しましたが、皆さんいかがでしたでしょうか?
まとめとして、ホテルの施設や客室の良かったところ、おそらく好みがわかれるところについて紹介・解説していきます。
◎ おすすめできるポイント
- 京都駅前でとにかくアクセス良好
→駅やバスロータリーまで信号無し、徒歩3分の距離。観光にもビジネスにも抜群の立地。 - ホテル専用駐車場がある
→駅前ながら、50台の駐車場がある。隣接するザ サウザンド京都と共有のため、週末などは満車の可能性大。 - スタッフの対応が素晴らしい
→とても気持ちの良い対応で、信頼・安心できる。説明も省略せず、しっかりと伝えてくれるところも好感触。滞在中、ストレスを感じず過ごすことができる。 - 客室の床がフローリングと畳
→日本スタイルの客室で、素足でくつろげるので、リラックス効果も高い。 - USBポートは無いがコンセントは多い
→客室の書斎エリアにコンセントが4つ、冷蔵庫上に2つ、ベッド脇に2つとかなり多い。 - 一休ダイヤモンド会員特典の恩恵が大きい
→特別な客室にアップグレードしてもらえたり、レイトチェックアウトできたりと、かなりお得に滞在できる。
△ 好みがわかれるポイント
- 清掃が行き届いていない
→洗面台の流し口のカビ、家具まわりの埃、空気清浄機の手入れなど、ホテルの属性からするともう少し徹底した方が良い。また、窓ガラスが曇っているので定期的にメンテナンスした方が良い。 - 上階の足音がよく響く
→天井の壁は薄め。歩く音が聞こえる。同フロアの音は気にならないので惜しい。
まとめ
京都駅すぐの好立地の老舗ホテル。
歴史を感じる重厚な館内はオリジナリティに溢れ、素晴らしいの一言。客室のリノベーションや環境への配慮など、歴史に驕ることなくアップデートしている姿勢が垣間見えます。
スタッフの対応も安定して良く、当たり外れはありませんでした。おもてなしの精神が徹底されていて、且つとても丁寧。
常に快適で安心した滞在を約束してくれるホテルですが、朝食のクオリティと客室の清掃が少し足を引っ張ってしまっている印象。
客室「京プレミアム」は、日本の人はもちろん、海外の人にも喜ばれる設えではないでしょうか。日本・京都の文化も随所に感じられ、しっかり疲れも癒してくれる快適な滞在を約束してくれるはずです。
京都駅周辺で滞在する人には、まずおすすめしたいホテルの一つと言えます。観光はもちろん、ビジネス利用にもばっちり。
一休ダイヤモンド会員であれば、よりお得に賢く宿泊することができるます(詳しくは次項へ)。
朝食付きのプランが素泊まりよりも安価で販売されていることがあるので、そこを狙うのも賢い手ですよ。
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【おまけ】一休ダイヤモンド会員特典
引用:一休公式HPより
当日の空室状況にも寄りますが、レイトチェックアウトとアップグレードはアツい特典です。連休でも対応してもらえることもありますが、確約ではないので期待し過ぎないこと!
ウェルカムドリンクは、レストラン営業時間内であればどのタイミングでも可。
コーヒー、紅茶、ジュース、約10種類から1杯選べます。
日替わりビネガーサイダー
【周辺観光】お好み焼き・鉄板焼き「あらた」
ホテルからは、歩いて10分程度。京都駅をはさんで南側、「イオンモールKYOTO」のすぐそばにあります。
あらたお好みやガーリックライスなど、食事はもちろん美味しいのですが、それよりも店員がとても気さくで素晴らしい。
人気店にも関わらず、電話での予約も可能。早めなら、意外と希望日ですんなり予約できちゃうかも。もし予約できなかった場合でも、テイクアウトの対応もしているので、ホテルに持ち帰って食べるのもあり。
地域に根差し、地元に愛される名店でした。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
筆者がこれまでに宿泊したホテルについてまとめた記事「おすすめホテル ランキング」を随時更新中です。よろしければこちらも合わせてご覧ください!
【注】記事内の評価は、ブログテーマ「より豊かに、より自然に」を主軸に、ホテルに宿泊することで得られる満足度や幸福度を加味して算出しております。また、筆者が該当ホテルについて、純粋に読者におすすめできるかどうかを、これまでの経験をふまえて近隣ホテルやグループホテルと比較し、正直な感想を個人的見解で述べています。万が一、該当ホテルが低評価となった場合でも、該当ホテルそのものの価値を表すものではありません。本記事は、ホテルの価値を著しく下げる目的や誹謗中傷を目的としたものでもありません。
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