こんにちは。
当ブログ管理人の「エムイズム」です。
どこにでもいる一般会社員が、“ちょっと贅沢なホテルステイ”を目的に年間50泊以上しています。その経験値をもとに、全国各地のホテル宿泊記をお届けします。写真や動画を用いて、詳しい解説とともに紹介していきます。
ホテルの評価基準については、ブログテーマの「より自然に、より豊かに」を主軸に、満足度やリピート度合いも加味して査定しています。
皆さんにとっても、素晴らしいホテルステイができることを心より応援しています。私の失敗談や、その対処法、周辺観光スポットなども紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後に
これまで紹介したホテルは、「【最新版】おすすめホテルランキング」にまとめています。こちらも併せてご参考にどうぞ!
テラス付き客室で過ごす上質なホテルステイ!メズム東京
名称:メズム東京 オートグラフ コレクション
住所:105-0022
東京都港区海岸1丁目10-30
電話:03-5777-1111
メズム東京とは(魅力・特徴)
総 合 評 価 ★★★★☆ 4
客室の設え ★★★★★ 5
接客・対応 ★★★★☆ 4
朝食・食事 ☆☆☆☆☆ ー
施設・設備 ★★★★☆ 4
清掃・清潔 ★★★★☆ 4
アクセス度 ★★★★★ 5
コスパ満足 ★★★☆☆ 3
※小数点以下、四捨五入により算出
- 東京の主要エリア(スカイツリー、汐留、勝どきなど)を見渡せる唯一無二の眺望
- 都心でありながら静かな立地かつ環境で上質なステイ
- 東京駅や羽田空港からアクセスしやすい(最寄りは竹芝駅、浜松町駅)
2020年4月開業した、「メズム東京 オートグラフ コレクション」。運営が日本ホテル株式会社と、ラグジュアリーホテルとしてはめずらしい国産ブランド。JR東日本グループが開発する「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」の高層階(客室は17〜26階)に位置しています。
メズム東京は、「TOKYO WAVES」をコンセプトに、地域のエネルギーやアートを織り交ぜながら、最高のホテルステイの提供を目指しています。
ホテルの名前でもある「メズム」の語源は、“mesmerize”(魅了する)。あらゆる角度から、五感を刺激しインスピレーションを与えてくれる、そんな体験が得られることでしょう。
ホテルを運営する日本ホテル株式会社(JR東日本グループのフラッグシップホテル会社)は、東京を中心として「東京ステーションホテル」「メトロポリタンホテルズ」「JR東日本ホテルメッツ」「ホテルB4T」「ホテルドリームゲート舞浜」「ホテルファミリーオ」などのさまざまなホテルブランドを展開しています。東京駅前にあるステーションホテルやメトロポリタンホテルは馴染み深いかと思います。
客室のバルコニーからは、東京のベイエリアや浜離宮を一望。ぜひテラス付きのガーデンビューを選択してください。
客室内の設備にもあちこちにこだわりがあり、メンズスキンケアブランド「BULK HOMME(バルクオム)」プロデュースのオリジナルバスアメニティ、「猿田彦珈琲」のオリジナルブレンドコーヒー、カシオ計算機の電子ピアノ「Privia(プリヴィア)」が全客室に設置されています。
またメズム東京は、「ミシュランガイド東京2021」ホテル部門において「極めて快適(Top class comfort)」を示す「4パビリオン・ホテル」(4つ星ホテル)としても評価を獲得。
魅力ある土地、客室からの眺望、五感を心地よく刺激しつつ穏やかなホテルステイをお楽しみください。
メズム東京への行き方(アクセス)
羽田空港からもアクセスしやすく、JRやゆりかもめの駅からも程近く好立地。
公共交通機関での行き方
電車の場合
・JR山手線、京浜東北線、モノレール「浜松町駅」 北口から徒歩 6分
・ゆりかもめ「竹芝駅」から徒歩 3分
・都営大江戸線、浅草線「大門駅」 B1/B2出口から徒歩 7分
車での行き方・駐車場
首都高速 都心環状線「芝公園出口」から約 5分
ホテル地下駐車場 ※バレーサービスのみ利用可
宿泊利用の場合 4,000円/泊
※チェックイン〜チェックアウトまで利用可
※車いす使用者用駐車場は1台分のみ(全長6.0m、車幅3.5m、車高2.3m)
NPCウォーターズ 竹芝駐車場棟
600円/時間
※最大料金 1,800円/24時間
※マリオット ボンヴォイの特典は適用不可
客室までの行き方
ゆりかもめ「竹芝駅」からすぐ。線路すぐ脇に位置しています。
タワーマンションのような外観で、まるで汐留エリアの住人気分にも。
正面入口も落ち着いていて洗練された印象。
メズムのイメージカラー(青色)が、あちらこちらのアートやインテリアのアクセントになっています。
エレベーターでロビーのある16階に向かいます。ホテルスタッフの誘導や案内は特にありませんでした。
エレベーターを降りると、いきなりスカイツリーが正面に。期待値がグンと上がります。
夜間のロビーは、青色を基調として、東京の夜景を一望。POPSが流れ、ラグジュアリーでありながら気取らない、絶妙な空間をつくっています。
ロビー横にはパブリックバーエリアが。時間帯によって、生バンドやピアノ演奏が楽しめます。
客室階行きのエレベーターは3機。
客室階はホテルでありながら、やはりレジデンス感もある、落ち着いた印象です。
ここからは、各施設を紹介します。
宿泊した客室レビューについては、ページ下部で詳しく解説しています。
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各施設
17階 フィットネス
テクノジム社製のマシンが完備されたフィットネス。
利用者はさほど多くありません。
・営業時間 24時間
・場所 17階
・使用条件 宿泊者限定 ※利用時はルームキーが必須
・注意事項 シューズやウェアのレンタルはありません
製氷機
各フロア「25番」の客室前に設置されています。(25階のみ「23番」前付近)
電子レンジ
客室階などには設置されていません。
ホテルスタッフにリクエストすると、温めて客室まで届けてくれます。
コインランドリー
ありません。
洗剤の貸し出し可。そのほかはランドリーサービスを利用してください。
貸出備品
子供用品
・スリッパ
・パジャマ
・歯ブラシ
・シャンプー、ボディウォッシュ
・オムツ用ゴミ箱
・踏み台、補助便座
・ベビーカー
・煮沸器
ベッド用品
・枕(羽毛、ポリエステル、低反発、ジェル、抱き枕、パイプ枕)
・低反発マットレス
・ベッドボード
・毛布
・布団(羽毛掛け布団、ポリエステル掛け布団)
バスルーム用品
・お風呂桶
・バスピロー
・バスチェアー
・滑り止めマット
・ヘアーアイロン(2Way タイプ)
・くるくるドライヤー
追加アメニティー
・ピアノ椅子
・ピアノ3本ペダル
・スマートフォン用充電ケーブル
・ヨガマット
・男性用化粧品
・スキンケアセット ( クレンジング、洗顔、化粧水、乳液 )
・マウスウォッシュ
・リントローラー
・カフェインレスコーヒー
・サテン生地ハンガー
・シューキーパー
・変換プラグ(マルチアダプター)
・車椅子
・傘
・消臭スプレー
・バゲッジラック
アーリーチェックイン・レイトチェックアウト
基本情報
チェックイン 15:00
チェックアウト 12:00
■ アーリーチェックイン
12:00より前 当日販売額の100%
12:00以降 チェックイン時の空室状況による
■ レイトチェックアウト
18:00まで 当日販売額の50%
18:00以降 当日販売額の100%
※マリオットボンヴォイ会員特典によるレイトチェックアウトについて
・シルバーエリート 13:00
・ゴールドエリート 14:00
・プラチナエリート以上 16:00
※いずれも空室状況による
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ここからは、実際に宿泊した客室タイプについて詳しく紹介していきます。
客室:チャプター2 キング ガーデンビュー(テラス付き)
客室の特徴
チャプター1 キング ガーデンビュー(テラス付き) 40平米
↓ ↓ アップグレード ↓ ↓
チャプター2 キング ガーデンビュー コーナールーム(テラス付き)44平米
- バストイレ:バストイレ別
- マットレス:シモンズ社製
- 特 記 事 項:テラス(スカイツリー、浜離宮ビュー)、加湿空気清浄機、デジタルピアノ
チャプター2においては、1フロアに1つしかないコーナルーム。(汐留方面ビューは、スイートでコーナルーム有り)。浜離宮側ビューかつコーナールームはとても人気が高いようです。
テラスにテーブルと椅子が設置されている客室もありますが、コーナールームにはありません。
テラスに座ってのんびりしたいという方には不向きです。
客室の玄関を入るとベアブリックがお出迎えしてくれます。光を当てると模様が浮き出る仕様です。
客室に入り、メインルームへの導入。廊下からの眺望がたまりません。スカイツリーを真正面に、思わず息をのみます。
通路には、大容量のクローゼットが。隠し扉のようになっているので、ほかのインテリアを邪魔しません。扉がどこにあるのか、慣れるまでは苦労しました。
トイレも同様に通路に面しており、どこがドアかわからず、慣れるまで苦労しました。
全室に設置されている電子ピアノ。
ホテルスタッフに客室までの案内をお願いすると、案内の最後にウェルカム演奏を披露してくれます。
コーヒーは、フィルターを使用してドリップするタイプ。コーヒーへのこだわりを感じます。
冷蔵庫内のドリンク(ミネラルウォーター、ジュース、ビール)はすべて無料です。
メズムオリジナルパッケージのミルキーや、抹茶を立てて日本文化を楽しめるグッズなども。
コンセントは、ベッド脇のほか、ソファーの円テーブルにも備えられており、パソコン作業などにも便利でした。
バスルーム・洗面スペース
ガラス張りのビューバスタイプ。
ボタン式のブラインドカーテンも備わっています。
「BULK HOMME 」のシャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュ、ハンドウォッシュ 、ボディローション。
「NEHAN TOKYO」バスソルト。
室内着はバスローブ兼用。
セパレートタイプの室内着は、客室にも貸し出しにもありません。
雪肌精のスキンケアセット(クレンジング、洗顔、化粧水、乳液)やブックタイプのアメニティボックス。至るところに遊び心とおもてなしの気持ちを感じます。
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評価・感想
実際に宿泊して感じたこと、注意すべきこと、おすすめできることなど、感想と評価内容についてまとめて解説します。
総 合 評 価 ★★★★☆ 4
客室の設え ★★★★★ 5
接客・対応 ★★★★☆ 4
朝食・食事 ☆☆☆☆☆ ー
施設・設備 ★★★★☆ 4
清掃・清潔 ★★★★☆ 4
アクセス度 ★★★★★ 5
コスパ満足 ★★★☆☆ 3
※小数点以下、四捨五入により算出
◎ おすすめできるポイント
- 唯一無二の眺望が見事
→ スカイツリーを真正面に、汐留や勝どきといった素晴らしい夜景を楽しむことができまる。 - 旅行や観光の拠点に好立地
→ ゆりかもめ、JR線にも程近く、東京駅や羽田空港にもアクセスしやすい。 - 日系という安心感
→ 日本のラグジュアリーホテルが減少しつつある今、日本ならではのおもてなしを感じることができるホテル。 - 暮らすようなホテルステイを実現
→ エントランスや客室アプローチなど、あらゆる場所においてレジデンス感をうまく調和させており、堅苦しさは無くリラックスできる空間に仕上がっている。
△ 好みがわかれるポイント
- エグゼクティブラウンジが無い
→ 宿泊者限定のバーはあるが、ラウンジは持ち合わせていない。設備面での物足りなさが否めない。 - スタッフの対応に違和感がある
→ どこかぎこちなく、スタッフの教育レベルが追いついていない。日本人特有の細やかで柔軟なおもてなしの心をぜひ継承してほしい。 - コストパフォーマンスは低め
→ 箱としてのクオリティは高いが、全体を通して見るとやや価格設定が高く感じる。設備が乏しくスタッフのレベルが未熟であることが要因か。
まとめ
高級ホテルで気取った印象を持っていたが、いざホテルステイを体験してみるとその印象はまったく変わりました。まるで東京の一等地に暮らす住人ではないかと錯覚するような落ち着きのあるホテル入口から客室までのアプローチ。スタッフやインテリアなどはホテルなのだが、それを加味してもレジデンス感があるのは不思議。
ホテル近くには、オーガニック食品を扱うちょっとしたスーパーがあったり、コンビニがあったりと利便性は良好。
ビジネスホテルのようなカジュアルさも残しつつ、洗練さも併せ持ち、気取らない心地よい快適性を実現しています。施設にプールやラウンジが無いことは残念。ラグジュアリーホテルとしての印象を薄くしてしまう要因にもなっているのでしょう。
日々の疲れや穢れから逃避したい方、穏やかに暮らすような快適なホテエルステイを体験したい方におすすめしたいホテルです。ぜひ、テラス付きのガーデンビューの客室をリクエストしてみてください。
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【おまけ】一休ダイヤモンド会員特典
館内利用料金から10%オフは、インルームダイニングでも適用されます。せっかく眺望の良い客室を選んだのなら、客室内でゆっくりする選択肢も大アリです。
【おまけ】マリオットボンヴォイ ゴールドエリート会員特典
日系ホテルでありながら、実はマリオットに加入しているメズム東京。
一休の特典には見劣りするが、マリオット ボンヴォイの会員特典でも十分な価値がある。
所持している方は有効に活用しましょう。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
筆者がこれまでに宿泊したホテルについてまとめた記事「おすすめホテル ランキング」を随時更新中です。よろしければこちらも合わせてご覧ください!
【注】記事内の評価は、ブログテーマ「より豊かに、より自然に」を主軸に、ホテルに宿泊することで得られる満足度や幸福度を加味して算出しております。また、筆者が該当ホテルについて、純粋に読者におすすめできるかどうかを、これまでの経験をふまえて近隣ホテルやグループホテルと比較し、正直な感想を個人的見解で述べています。万が一、該当ホテルが低評価となった場合でも、該当ホテルそのものの価値を表すものではありません。本記事は、ホテルの価値を著しく下げる目的や誹謗中傷を目的としたものでもありません。
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